キャベツの片づけをしていたら、
てんとう虫を見つけました。
小さい虫ですが、彼らはアブラムシを好んで食べるので、
いわゆる『害虫』に対する『天敵』と呼ばれるものです。
天敵利用、というのはこれからの農業に
必要され、現に利用している農家もたくさんいるようです。
しかしそのためには、草の種類、虫の生態など
観察と実験を繰り返すという地味な作業が必要となります。
飽きっぽく面倒くさがり屋の私には
なかなか大変です。
30歳を目前にして几帳面になるのも
一つの転換としていいかもしれません。
- 作者: 藤本敏夫,加藤登紀子
- 出版社/メーカー: 藤原書店
- 発売日: 2005/03
- メディア: 単行本
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第一部を除いて読み終わりました。
この中から印象に残った一節を。
藤本さんの1973年12月25日付の手紙です。
「私の視点は『尊王開国』です。
『尊王』とは、自らの生命の絶対根源なるものへの
全面的帰依であり(中略)、人間を含めた、
自由でそして驚くほど有機的な自然の営みそのものへの信頼
ですから、新しいコミュニティの確立(といえます)
『開国』とは、あらゆる地域との自由な交流と云うことですが、
地域という水平の関係に止まらず、この世の森羅万象、
垂直の関係をも考慮にいれなくてはなりません。」
今から30年も前に、
自然王国運動の萌芽があったのですね。
今まさに必要とされていることをすでに見通していたのかも知れません。
当時29歳。
あら、今の私と同い年。
彼には及ぶべくもありませんが、
彼が夢を描いた土地で
私は新しい挑戦をさせてもらっています。
”蓋し道は険しき。されどこれが進むべき道なり。”
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