手を広げる目的

近所のFさんが、
「ミツバチが一箱あるけどいらんか?」
と声をかけてくれました。

直感的に、「やりたい!」と
思ってしまいました。
現代農業増刊号でも散々ミツバチは特集されてきたし、
取り組めるものなら前からやってみたいと思っていました。

しかし、もちろん私には
ミツバチを飼う技術はありません。
野菜なら、少しだけの経験はあるのですが。

闇雲に手を広げるのは力が分散してしまい、
もっとひどい被害を生む可能性があります。
ここで、「いや、うちではできません」
といってしまえば何もなかったように
日常の生活が続いていくでしょう。

でも、敢えて挑戦してみたい。
たなこを飼うことも、「無理です」
といってしまうこともできました。
なにもせずにやめるのではなく、
少し物事に責任を持ってもいい、と思ったのです。

鴨川自然王国は、
単なる農場ではなく体験型農園であり、
代替的な生活様式の提案をしていく空間です。
そして、総合的な生活空間の構築を
考えています。
それの一歩に、ミツバチの飼育も関わるのではないか、
という思いがあります。

ということで、今から藤本文庫にあった
「新しい蜜蜂の飼い方」という本を
読み始めます。

新しい蜜蜂の飼い方

新しい蜜蜂の飼い方

(藤本さんも養蜂に興味を持っていたようです)
ひょっとしたら、本当にミツバチを飼い始めるかもしれません。
うまくいったら、蜂蜜まで自給できてしまいますよ!

以前のブログを読む