草の育ち

夏の草はすごい、と聞かされています。
本当にすごい。
かっても、またすぐ元気に生えてきます。

実は、自然王国では新しい農業機械を導入しました。
背負式刈払機です。慣れるまではなかなか使いづらいのですが、
慣れてくると面白いほど草が刈れます。

土手や畑の道の部分、植えずにおいてある部分の
草を刈りました。
必死に育とうとする草を、
さまざまな理由から刈っていきます。

人が暮らすということはこういうことなのかもしれません。
養老孟司氏によれば、
『手入れの思想』ということでしょうか。

そのままではすぐ雑草だらけになってしまうところを
耕して、有用な土地に変えてゆき
活用してゆくという生き方です。

『里山保全』というのは
行事だけでやるものではなく、
里山を活用した生活、
『手入れ』を続ける生活から生み出される
結果に過ぎないのでしょうね。

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