無心

今日も草刈りです。
この夏、何度も草刈りをしました。
ただ、無心になってやります。

遠くに見える三尾さんの姿。
近くには自身の草刈り機の轟音。
目の前には刈られた草の残骸。
頭上には照りつける太陽。
時折吹き抜ける風。

考えるのではなく、感じるだけです。

先日も紹介した不適応能力―どんづまりが出発点の中で、
著者が自身の主宰する塾の塾生に、

私利私欲を越えた使命感をもて、
利己よりも利他の行いを優先させる生き方をせよ

と語りかける場面があります。

このように語ってもらえる塾生は幸せだと思います。
皆が、まずはじめに
「金がなくては生きていけない」と叫ぶのに
理想論から始めるとは。

いや、これは理想ではなく現実なのかもしれません。
多くの人が理想を抱いて現実の前に
敗れ去っていきます。
私も、いくど「理想と現実は違うんだよ!」
といわれたかわかりません。

でも、それはそれです。
たとえ敗れようとも、悔いなく人生を生きれば
それでいいじゃないか。

理想を現実にする方策を描き、実践すればよいだけだ。

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