堆肥は、植え付けの2週間ほど前に散布して
耕すのがよいとされています。
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3月4日、5日はジャガイモ定植です。
明日は雨の予報だったので、
雨前に堆肥をまききって畑を耕そうということに
なりました。
最近使っているのは、市販品なのですが、
『秀じいの堆肥』という家畜の糞尿などの
動物性資材を使わずに、わらなどで作られた堆肥です。
まだ使い始めたばかりで、どんな結果になるかわかりませんが、
観察を続けています。市販品を使っていることに問題があるとも
いえますが、植物性堆肥の完全自給はまだ遠い道のりです。
やれるところからはじめてゆかねばなりませんね。
帰農塾フォーラムを終えて思うことは、
『暮らし』に着目して毎日を過ごすことの必要性です。
学生時代には韓国のハンセン病患者の暮らす定着村で
向こうの大学生と一緒にワークキャンプをしていましたが、
そこで強く感じたのは、
『私たちは一過性の行動だけど、この人たちには毎日の
暮らしがある』という単純な事実です。
ついつい、『いいところですね。きれいなところですね。』と
言ってしまうけれど、そこには深い歴史、思いがある。
毎年キャンプサイトを変えてキャンプをする中で、
方向性として、運動を拡大するよりは自分の現場があればな、
日本に現場があればな、という考えにいたりました。
そして今、鴨川で暮らしています。
今まで知らなかったことを学ぶ。
天候と相談して作業をする。
野菜の種まきのための畑を作る。種を蒔く。
『これからどのようにして暮らしを作ってゆこうか』
これが今の私の考える現実です。
周りを見渡せば、似たようなことを考えている人は
本当に多いことに気づかされます。
自分だけに閉じこもらずに、広い視野を持ちながら
しっかり大地に立つのだぞ。