7月コース、終了しました。
今回のポイントは、「自分でできることは自分でやる」ということにありました。
経済学的には、『自分でできることは自分でやらない』のほうが正しいと聞いたことがあります。
ですので、これは農的生活を営む上で、自分でできることは自分でやろう、という話です。
参加者との話の中で、田舎に暮らすと自分の力に気づく、という話が出ました。
最低限のことをしておけば何もしなくてすむ都市生活とは違って、
こちらでは何かしら自分でやらねばなりません。
それだけ選択の機会があるのは、都市生活者より農的生活者ではないか?と思います。
水の問題が、目下のところ大問題。
私は、自宅の田んぼを作るのか?
周囲の視線に負けてあきらめてしまうのか?
張り切って始めて投げ出してしまうのか?
でも、やれると思ったから始めるわけで。
来年からではなく、再来年からと期限も決めたわけで。
まぁ、取り組みはぼちぼち進めよう。
豊かな資産を守っていきたいのだ。
守る!というお題目ではなく、実際にやってみて、使いながら結果的に維持される。
それが里山保全の本来のあり方だろう。
私は、自分ではできないかもしれないけど、やってみたらできるかもしれないこと、
それに向かってやるべきことを決めてやっていこうと決めた。
それだけのことだ。