今日は63回目の終戦記念日。
いつものように起きて、犬の散歩。
「今日は終戦記念日だな」と思った。
私の住む佐野集落には、比較的広い田が集まっているところがあり、
そこから東を見るとちょうど山から太陽が顔を出し、世界を照らし始めていた。
普段暮らしていると、戦争や平和のことなどあまり考えることもない。
でも、自分の中でずっと興味と関心を持ち続けている。
学生時代に韓国に足を運ぶことが多く、韓国人一人ひとりは、
日本人一人ひとりと同じくいろいろな考えを持つ人がいて、
中に偏狭な考えを持つ人がいるのも、日本と同じだった。
最近は特に明治以降の歴史に興味を持って、多くの本を読んでいる。
本を読んでも語ることがなければ読んだ意味がないと言われてしまったが、
まだ、今の私には戦争について語る力がない。
でも、上滑りでない、地に足の着いた言葉を生み出したいと思っている。
そのために、今の準備があるのだと考えている。
このままふさぎ込んでいても何も始まらないかもしれないけど、
今はまだ、その時期ではないと思っている。
- 作者: 半藤一利
- 出版社/メーカー: 平凡社
- 発売日: 2004/02/11
- メディア: 単行本
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再び、この本を読み始めている。
全体的な流れを確認したい。
- 作者: 半藤一利,保阪正康
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/07/18
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これは読了。
戦前の昭和を5つの言葉、「世界の大勢」「この際だから」「ウチはウチ」「それはお前の仕事だろう」「しかたなかった」で考える本。否応なしに自分も日本人、日本的な考え方の持ち主であることを再確認した。
午前中に、家族で海にいった。弟は昨日帰って、今は妹がいる。長女は海を怖がって、海に入らない。波打ち際から15メートルほどのところで、砂山を作って遊んでいた。義祖母には、盆だから気をつけて、と声をかけてもらう。何気ない言葉に思いやりを感じる。娘には、今しかない一瞬の時間を楽しんでもらいたい。