大隈塾ゼミ生を皮切りとして、王国の稲刈りが始まります。
昨日に引き続いて、施設の準備をした後鎌研ぎを始めました。
今日はミツヲさんも一緒です。
鎌は、包丁とは異なり緩やかな放物線を描いているので
研ぐのが難しいです。
砥石を手に持って研いでいきます。
だんだんとさびがとれ、新しい刃が立ってきます。
鎌を裏返して、「バリ」と呼ばれる反った部分を砥石で削り落とすと完了です。
水で汚れを洗い落として、乾いた雑巾で拭き取ります。
長年使っている、刃が細くなってしまった鎌、2年前に購入してまだまだ大きな鎌など、
いろんな鎌を見ながら、この鎌を使ってみなさんが稲刈りをするんだな、と想像しました。
どうやら、私はかなり稲刈りが楽しみなようです。
すがい縄づくりを一緒にしたり、刈った稲をわらで縛り、はざかけしていく流れが
明瞭なイメージとして描かれています。
先日、テレビ局の人に「王国の宣伝できるところはどこですか?」と聞かれてすぐに思ったのは、
多くの人が訪ねてくれる、ということです。
いろんな人がいて、いろんなことをすることで新しいものが生まれていっている。
それは映像にはしづらいですが、私の頭には明瞭です。
そのイメージが、この一ヶ月間現実になります。
疲れるんでしょうけど(笑)、収穫の喜びをともに味わいたいですね。
鎌研ぎは、単純な作業ですがその中に鎌研ぎ作業自身の面白みもあり、
世界に思いを馳せることもでき、なんだか広がりを持つ作業でした。
みなさんも、稲刈りを楽しみにしていてくださいね!