"「バカの壁」はあなた自身です"

ネットで、”「バカの壁」はあなた自身です”という養老孟司の記事を見つけた。(http://business.nikkeibp.co.jp/article/person/20081112/177038/
要約すれば、
現代人の「壁」は、未来を見ているようで過去しか見ていないことにある。新しいことを生むためや、未来を予測して失敗しないために情報を集めるが、「情報」とは過去の積み重ねや、済んでしまったことの集積にすぎない。どれだけ集めても、今回の金融危機のように未来を予測することができなかった。その中で、大切なことは、「前を見る」ということだ。前を見ても『お先真っ暗』なのは変わらないが、どんなふうになっても『覚悟』さえあれば、何とかなる。といった内容で、結びは、
この「壁」を越えたければ、まず足元から前を見て歩く。それが最初の一歩です。そうやって「覚悟」を決め、己の体と己の智慧を振り絞って生きていけば、実は未来はちっとも「真っ暗」ではありません。ちゃんと「明るい未来」が見えてくるのです。
となっている。

今、動き出そうとしている問題について情報を集めているのだが、その情報を読み出すと、事業ができない要素ばかりが見えてくる。私たちにはこれがない、あれがない、というわけだ。
でも私は、未経験であることもあり、「どこかに突破口があるはずだ」と考えてしまう。
周りの人の経験からいえば、行き詰まってしまうだろうという見解になるのかもしれないが、とりあえず花火を打ち上げよう、と思うのだ。その後のことも考えてはいるけれど、まずはやり始めなければならない。私自身に「覚悟」はあるか?そう問うて「覚悟がある」と思えれば始めてよいのだと思った。

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