昼から外回りなので、午前中はファミレスで仕事。
外は雨が降っていて、寒い。
こんな日に街を歩くのは辛いが、それも仕事であると自戒。
さて、この本。
- 作者: ウィリアム・H.マクニール,William H. McNeil,増田義郎,佐々木昭夫
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2001/10
- メディア: 単行本
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1971年発売の初版を購入したので、現在のものとはだいぶ違っているのだろうが、
大筋の理解には大差はないだろう。
自分が今ここに生かされ、生きていることを不思議に思うことがある。
毎日食べて、働いて、寝て、たまに子供と遊んでという生活。
なぜ働くのか?ということにもかかわるのは、
なぜ生きるのか?という問題。
「人は、幸福になるために生きているのです」
という言葉は、生きる喜びにつながるだろうが、
生きる意味を見いだせるものではないだろう。
大概のところで考えることをやめ、目前のやるべきことを一つ一つ片付けていこうと
仕事モードになってしまうのだ。
深く考えずにすむのなら、そのほうがいいのかもしれない。
現在の仕事は、待機時間というものがあって、勤務時間が膨大に長い。
もちろん、就業時間が決まっているわけではない。
給与が高いとは言っても、べらぼうに高いわけでもない。
時間を無駄にしない暮らし方をしようと思ってipodに講演録を入れてみるも、
それもいつまでも聞けるものでもない。
そうこう考えていると、近視眼的にしか物事を見られなくなっている自分に気づくのだ。
司馬遼太郎が昔言っていた「鳥瞰的に物事を見る」ことができるようになるために、私は歴史書を読むのだ。
概説書も読むが、古典がもっと好きだ。
すべてわかるわけでもないけど、過去において真剣に物事を考えた人々の文章を読むことが
今日を生きる自分に響くことがあるのだ。
すべてを納得して自分の人生を生きているわけではない。
しかし、内省を重ねながら自分を成長させていくしかない。
生きる意味を考えながら、今日一日を全うすることからしか明日は生まれない。
2杯めのコーヒーを飲みに行こう。
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