昨日の夕方、Kさんから電話。
「今、イノシシが罠に入ったんだけど、取りに来ないか?」
おおお。
たまたま休みにしているし、ぜひぜひ、
ということで子供たちもつれて解体現場へ。
すでに、内臓が出され、頭が切断されていた。
そして、がばがばと解体は進み。
半分に割るために、背骨をなたで割っていたのは原始的だが。
「おまちどうさん」
と言われて渡されたのは、
前脚、後脚各一本、背の部分半分。
「え?これ多すぎないですか…」
「いいよいいよ。小分けして仲間に配っちゃいなよ」
あらら。私には鶏の解体経験はあっても、
イノシシの精肉経験はない。
しかも、保存用のジップロックもあまりおいてない。
妻がいい顔をしないな…と思いつつも、
ちょっとわくわくして持って帰る。
無論精肉用の包丁はないので、アジ用の短い包丁で代用。
包丁が新しいので、よく切れる。
全く初めての経験で、モノがあまりにでかいので、
(60キロ級のイノシシだ)
しょうがないので、適当にワシワシ骨から肉をこそいだ。
1時間近く格闘。
とれた肉は、とてもじゃないが人家族で消費できる量ではなく、
お隣さんたちにおすそ分け。
この冬は狩猟免許を取ろうと思っているのだが、
解体も練習してみたい。
精肉中、嫌悪感はなくむしろ高揚感さえあったので、
意外と精肉にも向いているかもしれない。
うまいこと休みを取っていて良かった。(笑)
以前のブログを読む
私は精肉はダメです。
畜産農家に嫁いだ友達が、普通は業者に頼むものを自分で精肉するから手伝って欲しいと頼まれて、精肉したことがあるのです。
肉好きの私ではありますが、あの臭いに長時間さらされているのはしんどかったです。
北海道ではハンターの友達がいて、時々エゾシカの肉の塊をもらいました。
一人で食すには大きな塊でしたが、ちゃんと精肉してくれていたので、面倒がなく、美味しく頂くことができました。
動物の肉って、まずちゃんとキッチリ血抜きしないとダメですよね。
そこで美味さが決まってしまいます。
私が頂いた鹿肉はと〜〜〜っても美味でした。
少量だったので、においが充満するほどではなかったです。
エゾシカとニホシカでは味が全然違うんですって!
私はニホンシカしか食べたことないです。
それでも、刺身としぐれ煮でいただきましたが、とても美味!