5月くらいから、鶏を飼育しようと思っている。
ゆくゆくは百羽くらい飼いたいのだが、
飼えるかどうかわからないので、まず10羽からスタートするつもり。
田んぼと野菜と鶏と塾と。
全部一からの取り組みだから、焦ってしまうこともある。
というわけで、なかなか雨が降らず、田んぼ作業もできないので、
裏山から杉を切り出すことにした。
切ると言っても、丸太をそのまま柱に使うので、
直径15センチほどの木を切る。
妻のおじいさんが植えた木。
間伐もされていないので、あまり大きくならずに枯れてしまったものもある。
この地域には、そんな杉がたくさんある。
前から気になっていたので、間伐がてら小屋の材料に使うことにした。
家のすぐ裏なので、運び出しも容易。
杉を切るのは、鴨川自然王国の里山帰農塾で教えてもらったとき以来。
あのときは、周りに人がいたし、教えてくれる人もいたけど、
今は一人で、思い出しながら切る。
倒す方向に受け口を切って、反対側から切り倒す。
きれいに切れればこんな切り口にはならないのだけど、
これは狭い山のなかで倒したこと、倒す方向が定まらなかった結果、
気が別の木に引っかかってしまい、それを外すのに悪戦苦闘した結果。
15センチという細い木でも、かなり重いし、
チェーンソーの刃をかませかけたり、
枝を払っていて木屑が目に入ったり、
野バラに足を引っ掻かれたり、と毎度どんくさい一日であった。
でも、なんとか必要本数は切り出せた。
後はこれの皮むきをして、
柱っぽく加工して、
いざ建設!というわけ。
うん10年前にガンダムのプラモデルしか作っていなかった私に、
果たして小屋が建てられるのだろうか?
疑問だが、やってみるしかないだろうな。