からだを動かしてみえるもの

週に2回は鴨川自然王国で働いていて、

月曜日がその日。

王国に上ってみると、まだ雪が残っていた。

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自宅から車で約10分の距離なのに、まるで別世界。

 

冬に入ってからは、伸び放題になっていた王国の樹木を伐採するのが作業内容になっている。

昨年12月から取り掛かっていたのが、夏みかんの伐採。

10本以上あったものを、昨年末に4本まで減らしていた。

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でも、この場所を有効に使うためには、やはり残りのみかんも伐ってしまおうということになったのだ。

この夏みかんたちもイベント出店では大活躍してくれたが、今後の王国の活動を考えると、この夏みかんがあったスペースをどうしても使わなくてはならなくなった。

 

そこで、3年前から炭焼きを始めて、林業にも関心がある私が担当になって伐採するようになったというわけだ。

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チェーンソーはとても危険な道具だけど、きちんと使い方を意識して作業すれば、かなり仕事をしてくれる。

この間、何度か林業をやっている友人に懇切丁寧な指導を受けてきたので、少しずつチェーンソーを使った仕事にも慣れてきた。

 油断大敵だが。

 

そして、午後に予定通り作業終了。

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2人でやって、片づけまで終わらせることができた。

農業にも共通するのだが、からだを動かすことで見えてくるものがあるような気がしている。

チェーンソーという、伐採という強烈な作用に対する反作用は、体に感じる振動と、伐採後に生まれる空間だ。

この空間を使って、何をしていくのか。

それを考えるのも楽しいことだ。

 

 

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