“〇〇ちゃんの家に遊びに行きたいから送ってくれない?”と習い事から帰ってきた長女が言う。
こう言われた時、実はすぐ思ってしまうのは、めんどくさいな、ということだ。仕事中なのに、手を離さないといけないからだ。
でも、その友達の家は自宅から5キロくらい離れているので、自転車で行かせるのはちょっと遠いし、小雨も降っていたので、やむを得ない、と送っていった。
私が子どもの頃は、住宅街に住んでいたので、親には行き先だけ告げて遊びに行くことができた。自転車でも10分かからないような範囲内で遊べた。
でも、この地域に住んでいると、そうはいかない。友達と遊ぶにも、送ってあげる人がいるかどうかをまず確認しないといけないのだ。これは少しかわいそうだなと思っている。
とすれば、時間があえばできるだけ送ってやるのが当然か。
そして、友達の家に楽しそうに向かっている娘と、話をすることができるのも、貴重な機会だ。
どんなことも、いろんな角度から見ることができるものだ。改善できるものは改善して、そうするしかないものはそのままでいいのだろう。
以前のブログを読む