待ちに待った大豆トラスト収穫祭。
帰農塾の塾生も参加し、総勢40人の大きなパーティーが行なわれました。

このブログを始めてから、最初に行なわれるトラストイベントなので、
皆さんとお会いできるのがとても楽しみでした。
会えて嬉しい、と思える人がいるのが、本当に幸せです。

今日は軍鶏を持ってきてくださった方がいて、その軍鶏をつぶして、
焼き鳥にして、みんなで食べました。
写真は、軍鶏の羽をむしる三尾さんです。
(暗いから、結構迫力があるでしょ?)
生き物の命を頂く、というのは私たちの生存に欠かせないもの、
それがなければ生きていけないものですが、
そんな当たり前のことも身近に経験することができなくなってしまい、
人は東南アジアの市場でそれを目の当たりにしたりするのでしょう。

でも、日本だって、ずっとそれを行なってきたのです。
もっと先を、もっと進歩を、今ないものを作り出し、変化させて…
ということだけが大事なのではないと思います。

昨日、甲斐さんの話で印象に残った言葉があります。
「地元学とは、ないものねだりではなく、あるもの探しである」
あるもの探し!!!

最近ブログにもよく書くのですが、ここには様々なものがあります。
それは邪魔者扱いにされてきたものばかりですが、
考えてみればこれほど豊かなことはありません。

ここ鴨川自然王国では、いろんな「あるもの探し」ができるのではないか、
と思います。
皆さんの考えを、是非聞かせてください。
ブログのプロフィールのところをクリックしていただけると、私のメールアドレスが
出てきます。
この場所に書き込むのに抵抗のある方は、メールでご連絡下さい。

忘れてはいけません。
今日のYaeライブは、最高でしたよ。
ギタリストとアコーディオニストが来てくれました。
Yaeさんの声は山小屋の上の空に反響し舞い上がっていきました。

身近に聴けて、とても幸せでした。
Yaeさんの歌を、もっと多くの人に聞いてもらいたいです。
興味のある方は、YaeさんのサイトYaenetをクリックしてください。

順子先生も里舞のソロを踊ってくださいました。
この里舞も日本全国に広めたいです。
とてもきれいで、米を愛する人々の琴線に触れること間違いなしです。

描けば描くほど楽しくなり、
それを益々実行していきたくなる、
そんな毎日を送っていきたいです。

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帰農塾入門コーススタート

写真は、自然王国を参観している塾生です。
今回は、Yaeさんを含めると6名の方が参加しています。
あと、高野ゼミの早稲田の学生も来てくれています。

最近、多くの人が自然の中で過ごす、ということを求めているように感じます。
農業、という業だけではない、生活そのものを必要としているようです。

藤本さんが生前提唱していたことが、いよいよ現実化しています。
私自身は一度もお会いしたことがないのですが、
著作で見る限りは、すごく面白い考えをもっていらっしゃったのではないか、
と思われます。

トラスト制も世話人会議で承認されれば大幅に変革する予定です。
野菜作りも本格化させていきます。
毎日三尾さんと激論を戦わせています(笑)。

今日は帰農塾の講座の後、高野さん、甲斐さんを交えての楽しい夜を
過ごしました。
明日はトラストの皆さんに会えますね。
とても楽しみです。

交流会ではYaeライブも行ないます。
こうご期待!!!

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さあ、明日から!

帰農塾入門コースが始まります。
明後日からは、トラスト大豆収穫祭がある予定です。

したがって、今日はみんなでご飯を作ってミーティングをしました。
から揚げの鶏肉は買ってきたものですが、サラダ、とろろ汁は全部ここで取れたものです。
(山芋は山から取ってきたものを頂きました)
レモンは、理事長の家になっているものです。

ほかほかの長狭米に、とろろ汁をかけ、畑で取れたアサツキを刻んで入れます。
みんな、何もしゃべらずに、「うん、うん」といっているだけでおいしく食べていました。
あまりにおいしかったので、写真にとって掲載した次第です。

工夫次第で、これだけ豊かな食卓が作れるのですね。
なるべくここで取れたもので食事を作っていきたいです。
それが王国的生活の楽しさだと思います。

楽しい、と今書きましたが、
明日からはてんてこまいになりそうです。
余裕がない表情をしていたら
笑ってやってくださいね。

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 自然の息に包まれて

山小屋からの帰り道、今日は懐中電灯が不要なほど月があかるかった。
調べてみたら、今月は27日が満月だそうだ。
ちょうど、収穫祭の日ですね。

曇り空でも、夜は真っ暗で帰れなくなってしまう。
「月の明るい夜ばかりじゃねえぜ」なんて古いセリフも、
ここでは真実です。

月の明かりが街燈くらい明るいなんて、
今まで知らなかった。
韓国の田舎では体験したけど、
それを日本で逆体験できた。

毎日、歩いてるだけでも心落ち着きます。
少しずつ、感覚が敏感になってきているような気がする。

ときどき今でもいろんなことに焦ってしまうことがあるのだけど、
焦ったときは、また現場から出発、ということを思い起こして
がんばってゆきます。

収穫祭では、王国冬野菜をみなさんにご用意していますよ!
お楽しみにしてくださいね。

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身体を動かして表現すること

日本に初めて来た牛、白牛。近くにある「酪農のさと」で、
写真撮影してきました。吉宗の時代に、
オランダから連れて来られたそうです。

ホルスタインに見慣れた目には、大きく、白く見えました。
牛は大好きなのですが、結構怖かった(汗)。

今日は、この酪農のさとで、王国にも時々遊びに来てくださる
順子さんの主宰する「長村順子モダンバレエスタジオ」の
「里舞」の演技がありました。

「里舞」というのは、棚田をイメージして、
棚田の風景をダンスで表現した踊りです。
大山不動尊で奉納したり、収穫祭で踊ったりされているのですが、
実際に見るのは初めてでした。

小学生の子供たちの踊りはとてもかわいく、楽しそうでした。
子供らしく、素直な感じがしたし、一生懸命さが伝わってきました。

大人たちは、子供たちとは違って静かにゆったりと踊っていました。
稲の穂が風に揺れる様子が思い浮かべられるほど、優雅でした。
手の指先が天に向かってはっきり伸びると、
稲の葉がまっすぐ天に向かっているようで、ジンと来てしまいました。

「地域おこし」の方法はいろいろあると思うのですが、
「里舞」のようにオリジナルを作り、それを実際に身体を使って
表現する、というのは面白いと思います。

人間が身体を動かす、というのは表現することなのですよね。
歩き方でも何か伝わってくるものがあります。
そう思って自分を振り返ると、背をまっすぐにして歩けていないことが
恥ずかしいな、と思うのでした。

現場で動く、ということも身体表現の一つですね。
まず動いてみることだ、と言い聞かせる宮田でした。

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  大地に生きる

ご覧になってくださいましたか?
「ヒューマンD」を。
知らなかったことが結構放送されて、登紀子さんの思いも聞けて、
なかなか興味深かったです。

自然王国畑は映りませんでしたが、実は今とても野菜がきれいに
植わっています。
鶏糞、石灰を入れ、スコップで畝を立てて、種を植えています。

毎日の収穫も楽しみです。
ししとう、ピーマンはもうほとんど終わりですが、
大根やキャベツができてきました。

夏野菜はエネルギーを放出していますが、
冬野菜はエネルギーを閉じ込めている感じで、
きりっとしまっています。

大根の葉を味噌汁に入れると
ちょっとあくが出ますが食べると元気になれそうな気がします。

テレビの生活を地でいく感じで私たちは生きていきます。

ちなみに、思ったよりテレビに映ったのでびっくりでした。
稲刈りのシーンで、たくさん映った人がいたんじゃないですか?

いつか、王国で過ごす時間がイベント的なものではなく
自然なものになればいいな、と思っています。

 

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 自然王国の今後

今日の夜は、カエルと遊んでないで、
三尾さんと王国についての議論をしました。

私たちがどんなことをやりたくてこっちに来ているのか。
それを全部出し合いました。

夢を語り合える仲間がいることは、本当に素晴らしいです。
1年半ここでやってきた彼と話をすることはとても刺激的です。

話をした内容が、徐々に今後具体化していくことでしょう。
みなさんと一緒に歩いてゆきたいです。

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一つのイベントの終わり。

昨日深夜にご連絡した,ガイアシンフォニーの上映会が終わりました。
思ったより多くの方がいろんなところから観にきてくれ、
400人ぐらいの人が来て下さいました。

映画は,静かに進行して,一つ一つの言葉が
自分の心に入ってきました。
その中でも,哲学者のアーヴィン・ラズローの話は面白かったです。
彼は科学の立場から自然との調和を探っている人だそうで、
その中の言葉が「人間は量子レベルで深く繋がっている」
というものでした。

量子って、すごく小さいものだ,としかわからない科学音痴ですが,
彼のいいたいことはなんとなくわかりました。

それに関連して,バタフライ現象の話もありました。
世界のある街で蝶が羽ばたいた少しの風が,
世界を回るうちに,地球の反対側では大きな竜巻を巻き起こす,という
カオス理論の話です。

世界にはいろんな人がいていろんなことを考えていて,
それは平和ボケだとか空想の議論だとかいわれて、
情報の渦の中でどの情報を選択するかの基準すら明確にできない
この世の中でも,
たった一人の小さな動きが、社会を変える動きになるかもしれない,
そんな動きの小さな可能性を感じさせてくれました。

藤本さんが存命だった時には全く無関心だった自然王国に,
私は導かれてやってきました。
何も出来ない自分だけど,
少しでも自然王国を楽しくしたいです。

皆さんがいついらしても暖かく御迎えできるよう、
私もぼちぼち準備していきます。

理事長はじめ千枚田保存会,トキコプランニングの協力なしには,
この上映会はできませんでした。
内輪的なものにお礼を言うのは適切ではないけど,今日はご容赦ください。

そして、東京、埼玉からわざわざ来てくださった皆さんに,本当に
感謝します。
どうもありがとうございました。

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ツリーハウス大掃除

普段は使っていないものも,たまには掃除してやらないと
落ち葉が積もって腐ってしまう。
そんなわけで、たまの掃除の日でした。

実は,今朝車の練習をしていた時,
山小屋から下る道に車を脱輪させてしまいました。
みんなに迷惑をかけてしまって大変でした。

その気持ちを引きずったまま,掃除を始めました。
無事に掃除を終えたのですが,
悪いことは続くものですね。

三尾さんが掃除している前をてくてく帰りかけた瞬間,
苔むしたツリーハウスの橋で見事転倒!!!
腰をひどく打ったのでした・・・

その後をきれいにしているのが三尾さんのこの写真です(泣)。

ツリーハウスに関しては、これからどんな風に活用していこうか,
思案中です。

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