行ったつもりの

韓国旅行。

午後一番に仁川空港について、バスでソウルへ。
ソウル駅の地下街には、安い食堂がたくさんあるので、
そこでキムチチゲ(キムチ鍋)を食べる。

休むまもなく、汽車に乗り込みプヨへ。
ここは百済の古都である。

ソウルから急いでやってきても、プヨにつくのは夕食前。
学生時代には安宿だったが、家族旅行なので
ちょっとリッチに地元のホテルへ。
(プヨにそんなものがあるかどうかわからないが。
有名な観光地なのできっとあるだろう。)

チェックインを済ませると、日が暮れる前に
街を探索。
プルコギ(牛焼肉)もおいしいんだけど、
サムギョプサル(豚バラの焼肉)がたくさん食べれるので
こちらを狙う。
ビールもいいが、せっかく韓国に来たので
マッコリを飲もう。日本で飲んだら高いぞ〜。

ゆっくりとホテルで休み、翌日はプヨ観光。
画像にある、定林寺跡にある仏像を見る。
そのあとはタクシーでプソ山城跡にゆき、
落花岩にゆこう。落花岩とは、百済が滅ぼされるとき、
宮廷の官女たちがそこから飛び降りた場所で、
その様子が花が落ちていくようだったから落花岩という。

清水の舞台よりだいぶ高くて、
想像するだに悲劇的な場所である。
実は落花岩からは岸辺にまでは階段があり、
降りていけるようになっている。
降りてみると、絵画で百済が滅びる様子が書いてある。
(韓国には実に絵画でその情景を表現することが多い。
ソウルの博物館もそうである。)

さらに、ここには船着場もあるので、
せっかくなのでその船に乗り込んでみる。
きれいな韓服を着たおばあちゃんが、
手をひらひらさせて船の中で踊っているのを
ぼーっと見ていると、数分で川くだりは終了。

プヨを歩くと、まるで奈良を歩いているようだ。
たくさんの渡来人たちがやってきて、
奈良の都を作ってきたことが実感として感じられる。
妻に話しても、奈良には行ったことがないそうなので
よくわかってもらえないだろうが・・・

時間がない!
あわただしくソウルへ戻る。
この日は夜の市場へ繰り出そう。
翌日はもう帰るだけなので、
近くの百貨店で妻の化粧品を買い、
その後市場に行って、お土産を買い込む。
王国のみんなには、海苔とラーメンにしよう。
ちょうさんと石井さんは辛いのが苦手だから、
安城湯麺にしておこうか。

おなかが減った。
前から食べたかった、サムゲタンを食べるのだ。
韓国の薬膳料理。
雛鳥の腹にナツメや高麗人参などを詰め、
やわらかく煮込んだ料理。
日本で食べるのは高すぎてちょっと無理。
でも、韓国なら1200円くらいで食べられる。
辛くないので、妻や娘にも好評だろう。
娘には、薬膳料理はくさいかな?

腹いっぱいになったので、ホテルに戻ろう。
お土産もいっぱい買ったし、明日は帰るだけ。

最終日。
もっといろいろ見たいところもあるが、
今回はこの辺にしておこう。
また来たくなるように、楽しみは後で取っておこう。
さあ、仁川空港行きのバスに乗り込むのだ!

・・・・家族旅行がしたい!
これもいつかかなえてやるぞ。
というわけで、今日は妄想旅行記でした。
お粗末さま。

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大豆種まき、そして。

大豆の種まき。
画像は、3歳のなっちゃん。
うちの子も、再来年にはこんな感じかなぁ。

大豆の種まきを終えた後、
再び草取りへ戻る。
内容を書きたいところだが、
きょうはそろそろ限界だ・・・

おやすみなさい。

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自分の鶴嘴で掘り当てよ!

図書館に行ったら、「日本の名著」 というシリーズ本があって、

何気なく夏目漱石と森鷗外のタイトルがついている本を手に取った。

本書に納められている夏目漱石の、

「私の個人主義」という学習院における講演録は、

前から話には聞いていたので、そのまま読み進めてみた。

ロンドン留学時、自分が何をすべきかわからず懊悩していたとき、

書物を読む意味すらわからなくなってしまったそうだ。

「このとき私ははじめて文学とはどんなものであるか、

その概念を根本的に自分で作り上げるよりほかに、

私を救う途はないのだと悟ったのです。

今まではまったく他人本位で、根のない浮き草のように

そこいらをでたらめに漂っていたから、駄目であったということに

ようやく気がついたのです。」

「私はそれから文芸に対する自己の立脚地を堅めるため、

堅めるというより、新しく建設するために、

文芸とはまったく縁のない書物を読み始めました。

一口で言うと、自己本位という四字をようやく考えて、

その自己本位を立証するために、科学的な研究やら

哲学的の思索に耽りだしたのであります。」

「私はこの自己本位という言葉を自分の手に握ってから

大変強くなりました。彼ら何者ぞやと気概がでました。

今まで茫然と自失していた私に、ここに立って、

この道からこう行かなければならないと指図をしてくれたのは

じつにこの自己本位の四字なのであります。」

「(もしすでに自力で切り開いた道を持っている方は例外ですが)

もしそうでないなら、どうしても、一つ自分の鶴嘴で掘り当てるところまで

進んでいかなくってはいけないでしょう。」

「私のようなつまらないものでも、自分で自分が道をつけつつ

進みえたという自覚があれば、あなたがたから見てその道が

いかにくだらないにせよ、それはあなた方の批評と観察で、

私には寸毫の損害がないのです。私自身はそれで満足するつもりであります。」

以前にも書いたが、ある瞬間に出会うべくして出会ってしまう本がある。

ずっと前からこの本を知っていたのに、今日やっと手に取ったのだから。

漱石に比肩すべくもないが、私自身、最近どうすればよいのかわからなくて、しんどかった。

でも、漱石ですらこんなに悩んでいたんなら、今の私が通っている状況も

いつか晴れる日が来るのかもしれない、と思うのだ。

残念ながら、「自己本位」という言葉をまだよく理解できていないが、

自分もとことんまで掘り進めて行こう、という決意を持つことができた。

自分なりの言葉も、見つけられるかもしれない。

ちなみに、「個人主義」という言葉の意味についても、

国家主義」と対比しながら興味深く書いてある。

こちらについては、また書く機会があれば書いてみたい。

「日本の名著」シリーズは最近手に入れづらいので、

もし興味のある方は、こちら

私の個人主義ほか (中公クラシックス)

私の個人主義ほか (中公クラシックス)

を読むのがいいと思います。

版元は同じなので、テキストも同じはずです。

(ただし、未確認です。)

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休みだ!!

朝起きると、小雨。
う〜ん、今日は裏の竹林の草刈をせねばならないのに。
小雨なので、気にせず突入することに。

我が家の裏には、孟宗竹の林がある。
林といっても、そんなに広いわけではないが。
孟宗竹は太く、背が高いので、当然根っこも太い。
以前に刈った竹の刈り跡に草刈機の刃が
跳ね返ったり、刺さったりで大変だった。
おまけに、竹の細かい繊維が目に入り、
やむなく中断し目を洗うというハプニングにも見舞われる。
幸いこちらはたいしたことがなかったが、
再開した途端に草刈機の刃が完全にいかれてしまい、
倉庫に戻って刃を取り替える。
取り替えた後の、草の刈りやすいこと。
新しい刃なら、こんなに草刈がしやすくなるとは思わなかった。

やっとのことで竹林の草刈を終え、
その次は母屋横の土手の草刈。
こちらは、雨のため地面が緩んでおり、
足袋を履いていたのだけど、よく滑った。
身体に刃が当たったら大怪我なので、さすがにこれは怖い。

こちらをすいすい〜と終わらせて、
今年から新しく始めた、下の畑の草刈。
休まずやっていたため、最後のほうはふらふら。
朝から始めて、終わったらもう昼時。
上から下までびしょぬれでございました。

昼からは、去年の大山祭典余興本部の会計報告を
仕上げる。去年から、区の本部役員に選ばれてしまい、
わけのわからぬまま、ちょうどうちの区が会計を担当する
年だったため、自動的に私が会計になってしまった。
会計、苦手なんやけどな、というつぶやきは誰にも聞こえない。
それが去年で、今年は代わってくれる人がいなければ
順番では本部長だ。
これまた大変。ずっとこの村に住んでいたわけではないので、
自己紹介の繰り返し。
まぁ、普通ではやれないことだし、がんばってやろう。

夜、娘を風呂に入れると、もう9時半だ。
明日も朝が早い。そろそろ寝ないとな・・・
休みの日に休めてる人はいるんだろうか。
王国の会員さんも、休みの日にイベントで働いてるしな・・・

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随処に主となる

石窯の修復作業を行った。
右が、作業前の石窯。
レンガで積んだ土台の上に粘土がつんであったのだが、
メンテナンスが大変なので、随分前に粘土をはがして、そのままになっていた。

王国に滞在しているI上さん、今日来てくれた市川Kさんとともに
やり始めた。
とたんに、セメントが用意していた分量ではたりないということがわかり、
慌てて買いに走る。
セメントを買って帰ってくると、市川Kさんがすでにレンガを積み始めていた。

そうすると、必然的に私はまわり仕事。
市川Kさんが来てくれると、全部頼ってしまう。
自分でやれよ、と思いつつ、
てきぱき動いてるkさんのそばでまわり仕事をぼちぼちするのが関の山。
まぁ、まわり仕事も大切な仕事だよ、と思いながら、
レンガについたセメントを雑巾でふき取ってゆく。

5時前に、終了!
といいたいところだが、てっぺんと、
窯の後ろが積み終わらなかった。
でも、後は出来たので、ちょっと画像添付。

(前から)

(右横から)

(左横から)

なんか、綺麗でしょ?
Kさんの仕事は素晴らしいですね!
私が言うのはおこがましいが、
Kさんは、「随処に主となる」ことのできる人だと思う。
初めてお会いしてから3年目なんだけど、
謙虚で、それでいて仕事を確実にてきぱきとこなしていく。

自分が会員さんだったら、どうだろうか。
ぽけーっと自然王国で楽しむだけか、
自然王国に色々求めて、結局は、
「ここは俺の場所じゃない」と言って去ってしまうかもしれない。

そんな生き方は嫌だな。
どこにいても楽しみを見つけて、
自分のやれる事を見つけて、それを楽しみたい。
王国で、たくさんの人と出会いながら
自分を鍛えていきたい。

最後に、石窯修復の残った部分は、
30日の朝から市川K さんとやる予定なので、
やりたい人は朝9時過ぎくらいにお越し願います〜

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雨の中で

里芋の草刈をした。
のこがま(のこぎりみたいな刃がついている鎌)で
里芋を刈ってしまわないように気をつけて行う。
雨が降ってきて、蒸し暑い中、いろいろ考えた。
草刈という、単純な作業をしていると
考え込んでしまう・・・

自分の今の働き方はどうなのかな。
あなた任せの働き方になってないか?
自主的に働けているだろうか。
自分で仕事を作っているだろうか。

日々の作業、暮らしに追われて、
無我夢中で日々を過ごしているだけになってないだろうか。

自分のペースを作っていきたいと思いつつも、
周りに流されていることを自覚している。
自分の生活を組み立てて、心地よく働けるようにしてゆこう。

ひさびさに遊びに来たU子と、その同期の青年が手伝ってくれた
おかげで、里芋の草刈は無事終了した。
作業が終わると、気持ちいいね。

里芋よ、元気で育てよ〜!

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梅雨明けしたん?

とでも聞きたくなるようなすばらしい天気。
畑作業はどんどん迫ってくる。
今日は、ピーマンの最終定植日。

植えた後は、竹の支柱を指して結束してやる。

このまま畑をやりたいが、
しかし、今日は電機連合の草取り。
王国からは、小原さんと私が行くことに。

田植えには160人参加があったのだが、
今日は子どもを入れて50人、大人だけだと
30人くらいだった。

終わるかなぁ、と思ってはじめたが・・・

なんと!
時間通りに終了してしまった。
今日も本当に暑くて、くたくたになってしまったが、
終了してよかった。
これで、7月の草取りにつなげられるな、という感じ。

明日は大山千枚田で、「泥んこバレー」なるものをやるそうな。
天気がいいので、きっと盛り上がるだろう。
1月ころから計画していたメンバーを知っているので、
ぜひ成功させてほしいな。

残念ながら、その時私は畑の中で草にうずもれるだろう。
そうだ、これが私の導かれた生活なのだ。

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慈雨

雨が久々に降ると、どうしてもこの言葉を
遣いたくなる。
かえるの声も、うれしそうだ。

残念ながら、明日には上がってしまうようだ。
大山千枚田電機連合の草取りがあるため
晴れたほうがうれしいのだが、
もう少し降ってほしいんだな・・・

雨で写真撮影のタイミングを逃しました。

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