暑い日が続く

第一農場三段目には、グミがある。
子どものころは、すごくおいしく食べたはずなのに、
今食べると渋くて、おいしく食べれない。
品種が違うのか?

ところで、

明日は雨!

ということで今日も作業三昧。

昨日マルチをはがした畑を
今日はトラクターで耕す。
このトラクターは、石田さんより借りたもの。

その後は、マルチャーを使って
マルチ張り。このマルチは普通のものと少し違う。
どういうものかというと、
光に当たるとだんだん崩れてきて、
最終的には土にすきこめてしまうというもの。
私たちの間では、「崩壊マルチ」と呼ばれている。

土が固くて、機械だけでは土があがらないので、
後から鍬で土を載せてやる。
いや、それにしても暑い。

そして、午後3時前に無事張り終わった。
画像は、最後の仕上げをしているところ。


里芋が、草に埋まってしまっている。
里芋は、結構悲しい作物だ。
というのは、4月に定植した後は、
夏野菜の定植が始まり、夏野菜の管理作業で
追われてしまうので、里芋の作業がどうしても
後回しになってしまう。
そして、夏野菜の管理作業が一段落した後で
ようやく里芋のお世話をしてやれる。

里芋、おいしく育ってくれるんだから、
もっと手をかけたらんとあかんね。

今、天気予報を確認したら、
明日は曇りだと。
う〜ん、雨が降らないと大変だぞ・・・

以前のブログを読む

田舎暮らしって?

午前中、野菜の宅配作業を抜けさしてもらって、
市が主催する会議に出席した。
王国も、鴨川市ふるさと回帰支援センター[移住・定住応援サイト]
会員になっているので、加藤登紀子の代理で出席している。

今年は、補助金がもらえそうなので、
いろんな事業展開ができるとのこと。
行政がふるさと回帰支援の動きに乗り出すのは、全国的には
少し遅いのだけど、これからいよいよ本格化していくのだろう。

鴨川の諸団体の皆さんも会員になっておられるので、
いろいろと教えてもらえそうだ。
王国としても、一緒にやれることがあればやっていきたい。

そんな会議を終えて、急ぎの昼食を食べていると、
前から知っている若いカップルが嬉しそうに車でやってきた。
大山千枚田の近くに土地を借りたそうだ。
農地転用が必要なので、それを待ってから、
9月くらいから拠点を鴨川に移したい、とのこと。

彼らも、自分の仕事をしながら、農的生活をしたいそうだ。
自然の中で暮らす仕事をしていくことは、
とても幸せなことだけど、時に大変なこともある。

彼らがもししんどくなったとき、少しでも力になったり、
一緒に何かに取り組んで行ければ、と思う。
王国としても、私個人としても。
行政の助けがあれば嬉しいけど、基本的には
民間ベース、個人ベースのつながりを大切にしていきたい。
もう一度、人と人とのつながりで生きていける場所を作るのだ。

あまりにも幸せそうな二人、(近いうちに結婚もするそうな)
その顔を思い出しながら第一農場に向かう。
ここは、月末には大豆を植えるのだ。
ところが、ブロッコリーやキャベツなどの冬野菜、にんにく、エシャロットなどに
使用したマルチが張りっぱなしである。

急いで畑作りをしないと、月末に間に合わない。
尻に火がついて、マルチはがしを始めた。
それにしても、暑い。入梅したばかりなのに、
晴れることが多い。空梅雨か?

無理して倒れてもつまらないので、休み休み、なんとかはがし終わった。
明日はトラクターで畑を耕し、マルチを張る。
今年は大豆の草取りは大省力化を図り、収量アップを狙うのだ。

田舎暮らし3年目。
自然にあこがれて鴨川に来たわけではないのに、
今ではすっかり気に入っている。
金がないとか、仕事がないとか、
思うことはあるけれども、
明日を思えばわくわくしてくる。
そんな明日があることが、一番の幸せなのかもしれない。

以前のブログを読む

書き綴ること

なかなか続かないものです。
一度やめると、再開が難しい。
日々の暮らしの中で、ブログを書くことが
おっくうになってしまっていた。

「書いてなくても、私は元気です!」
というのも一つの返答であろうが、
これは私のとるべき立場ではないように思う。

せっかく始めたことだし、
読んでもらえる内容を書き綴ってゆこう。

では、少しだけ本題。

画像は、昨日の王国農園。
ナスを三本仕立てにして、支柱を立てたもの。
ミツヲ氏がはしか?にかかったかもしれず、
一人でこつこつやることに。
初めて、三本仕立てをやってみたが、
はてさて、うまくいくものかどうか。

プロフィールの画像を変えました。
娘と歩く私です。
一歳二ヶ月を迎え、手を引きながらなら
だいぶ歩けるようになって来ました。
手を離しても10歩くらい歩けるのだが、
まだ怖いようで、本格的に歩くのは
もう少し先だろうか。

デジカメを買いました。
展示品なので、安かったです。
しかし、自分にとっては大冒険。
大切に使い倒してやろうと計画しております。
Yaeちゃんに「オヤジくさいね」といわれたけれど、
腰にデジカメをぶら下げながら作業しています。
ブログのサイドバーの一番下、shizenoukoku's fotolife
ここの中に、写真をためていくつもりです。
ブログの更新ができなくても、写真だけはやっていきたい。

以上、連絡事項みたいなものですが。
こつこつ書きますので、どうぞよろしくお願いします。

以前のブログを読む

バイオ燃料用の稲作!

本日の「クローズアップ現代」で、休耕田を利用して
バイオ燃料用の米、飼料用の米を栽培することがテーマになっていた。

減反政策の影響で増えた休耕田。
転作補助金として反当り3万〜5万円がでているが、
水田跡地で大豆を栽培してもいいものができず、
赤字続きだった。

そこで、最近のバイオ燃料ブームを受けて、
バイオ燃料に使うための米を栽培し、
またバイオ燃料用穀物の価格高騰のあおりを受けて
高くなった外国産資料に頼らずとも済むように
飼料米を栽培しようというのだ。

休耕田を復田するには、 
建設業者の重機を使うと効率がよく、
米を食わした豚はおいしくて付加価値があるそうだ。
コスト面で大変なこともあるものの、
飼料や燃料を自給するためにいいことだ、という論調だった。

前提として、米は食べるために栽培するのが大原則である。
農家も、本来ならば食用の米を栽培したいだろう。
そのために戦後必死になって米作りを守ってきたのだから。
まして、食料自給率が40%しかないわが国で、
食料でなく、燃料を生産するというのは、
本末転倒といってもおかしくはないだろう。

しかし、現状ではこういった栽培に乗り出すのも
一つの方向なのかもしれない。
休耕田を復田しておけば、いざというときに
食用米の栽培に移行するのが容易でもある。

戦後60年をかけて変化してきた日本人の食習慣を
いまさら元には戻せないけど、
資源を循環して使えるような社会体制を
本気で目指していかねばならないと、
恐ろしいことになってしまいそうだ。

私は、食用米を栽培したい。

以前のブログを読む