こんな日には

朝から雨模様。
金曜日にまいた種にとっては、ちょうどいい湿り気です。
明日の大雨がちょっと心配ですが・・・

今日は朝のうち、昨日のわらを片付けました。
これで、長かった稲刈り作業、お米の作業も
全て終了です。
思い起こせば4月のくろぬりから、長かったです。
初めてやったことばかりで、手際が悪いこともあり、
勝手分からず往生しました。
でも、この一年やってみて、自分が少し成長したような気がします。
まだやっていないのは苗代作り。
こちらは今後もやるかどうかわかりませんが・・・

昼からは、野菜栽培について、
ミツヲさんと話し合いました。それぞれ、
思うところをどんどん出し合いました。
ミツヲさんは王国5年目、私は3年目です。
野菜栽培も、二人で考えながら進めてきました。
懸命に考えて、実践しているからこそ、
二人の話に妥協はありません。

そしてこれからも、ミツヲさんを中心に、
私もともに野菜栽培をしていきます。
王国野菜を多くの人に食べてもらうため、
王国をますます充実させてゆくのは、これからの
地道な努力にかかっているのだな、と思います。

昨日は、代々木公園でのアースデイマーケットでした。
アースマーケットを終えて – 麻三郎の王国ブログ]に
当日の様子が紹介されています。

王国の会員さんが遊びに来てくれ、
そのうち、坊さんのみやちゃんさん、コジコジさん、S御前、
そしてU嬢が手伝ってくれました。
ミツヲさんが一人で代々木公園に行ったのですが、
みなさんのお手伝いですごく充実しており、
野菜もたくさん売れた、とのこと。

この話を聞いて、とても嬉しかったです。
普段、王国の活動を皆さんと一緒にやっていくには
どうしたらいいか考えているのですが、
こんなところにその顕れがあるのですね。
なんでも自分でやらなければならない気になることが
多い私ですが、何かをやるときに誰かに声をかけてみて、
一緒にやっていこうとする気持ちからまず始めてみたいです。

私といえば、昨日は王国で行われたチベットhttp://www.k-sizenohkoku.com/event_tuki/event_kokuchi/2006/2006event_10_22_tibetto.htmの手伝いをしていました。
厳粛な雰囲気の中、和やかに儀式は進み、参加されたみなさんも満足した様子でした。
リンポチェ師のお弟子さんたちも謙虚な方たちで、
準備から片づけまで完璧にして帰ってゆかれました。
王国にゆかりのある人々が、今もこうして集い、
新しい形を作ってゆくことが王国活動の理想なのだな、
と感じました。

来年は多くの物事が動いていきそうです。
ともすればそのスピードについていけず
弱音を吐きそうになりますが、そんなときは
一人で抱え込まずに、王国にかかわりのある
人々とともに歩んでいきたいです。

見守ってくれ、お手伝いしてくださる人々の存在を
とても嬉しく思った一日でした。
今日はとても長い日記になりましたが、最後まで
読んでくださってありがとうございました。

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落花生収穫

王国が忙しく、
休みが取れていなかったので、
今日は強行で午前中休みをもらい、
祖母と妻と落花生収穫。
関西の皆さん、知ってますか?
落花生は、塩ゆでして食べるとうまいんですよ。
関西では生落花生はなかなか売ってないけどね。

昼からは、畑を耕す。
たまねぎ定植が、もうすぐ始まる。
残りわずかの期間で、葉物の種を蒔かないと
芽がでなくなる。

急げ!

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人間、業・・・

ホテル・ルワンダ プレミアム・エディション [DVD]

ミツヲさんより借りて、夫婦で観ました。
1994年、ルワンダで行われたフツによる
ツチの虐殺をテーマにした映画です。

ルワンダでは、約100日間の間に
100万人の人が虐殺されました。
この事実は、当時でも報道があり、
私もなんとなくその存在を知っていました。

しかし、この映画を観て、それがどれほど
すさまじいものだったのかを、ほんの少しだけ想像することができました。
人が人を憎むこと、
恐ろしいまでに残虐になれること、
自分のしていることに対して無批判になれること、
人間とはかくも恐ろしい存在なのか、
と、戦慄を覚えずにはいられません。

ストーリーとしては、この恐ろしい虐殺の中、
一人のホテル支配人が避難してきた1268人を
保護し、命を救ったというものなのですが、
このストーリーを超えたところまで
感情は及んでいきます。

これに類したことは、現在でも世界中で
起こっていることだと感じます。
自分は鴨川の地で平和に暮らしていますが、
そこでどう生きるか、
ボケーっとするだけでなく、
考えを深め、実践していきたいと思います。

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稲刈り終了

長いこと掛かりました。
房田の稲刈り、終了しました。
酒米の収穫が残っていたのですが、
こちらは鴨川で一番大きなコンバイン
(一気に稲を6条刈れる!)をもっている
Yさんに稲刈りをお願いしました。
ふふふ、手刈りでやるのとはぜんぜんスピードが違います。
当たり前ですが、唖然。
唖然。

私たちは、コシヒカリの脱穀を行いました。
こちらは、王国自家消費米になります。
みなさんにもそろそろお米をお届けする
準備ができました。

事務所からご連絡を差し上げるので、
お返事くださいね。 

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生コンうち

やりきりました。
イベント終了後一泊して手伝ってくれたYさん。
忘れ物を取りに来たついでに最後まで手伝ってくれた
市川K夫妻。
それに王国スタッフ総出で朝からかかりきりです。

使った生コンは20.75リューベ(立米、㎥のこと)。
生コン車はのべ13台。

生コン車から下ろされた生コンを
ならし、こてで整え、最後に
ほうきで滑り止めをつける。

この単純な作業を約70メートル行いました。
土曜日まで、通行止めです。
それ以降にこられる皆さんは、
きっとびっくりしますよ。

お楽しみに。

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感謝です。

昨日は結婚式でイベントを休んでしまい、
朝からの参加になりました。
あれ?あまり人がいない・・・

と思ったら、しばらくしてぞろぞろと
山小屋へ歩いてくる一団がいます。

実は、王国では今道直しを計画しておりまして、
そのために早朝から準備していたようです。

具体的な手順としては、
1 道をならす。
2 道の端を鍬で平らに整える。
3 ぬきをつくる。

ということですが、ぬき、というのは
コンクリートを入れるための型枠みたいな
ものです。

午前中の作業は、いつもなら畑作業になりますが、
今日は参加者みんなでぬき作りを行いました。
その距離約70メートル!

皆さんが手伝ってくれたおかげで、
午前中に下準備が完成しました。
ありがたや・・・
おまけに、「楽しかったよ!」といってくれた人が
何人も!

嬉しかったです。
明日の朝、ミキサー車が来て
生コンを流しいれます。
今週末にはコンクリートの道路になっていることでしょう。
山小屋から事務所に下りるまでがスムースになりますよ。

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妹来る

明日、突然ですが私は
友人の結婚式に出席します。
ですので、サツマイモ掘りイベントは
日曜日だけの登場となってしまいます。
すみません。

大阪から妹が来ました。
彼女は柔道整復師になるための
勉強をしており、
来年国家試験を受験します。

嬉しくも、私の身体をみてくれました。
身体がコチコチだそうです。
やっぱし、ちゃんとストレッチをしよう。

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農的生活の中で

私たちは、どんな農家になりたいのだろうか。
それがはっきりしていないために、いろんな人に
意見をもらったときにぐらついてしまうのだろう。

率直に言ってしまえば、自給的な生活ができるだけの
農作物生産が根本にあり、
そのうえで、親戚づきあいというか、
王国会員の皆さんに野菜をお届けする農家。
こういうところだと思っている。

確かに、耕作面積を増やすことで、生産量も増え、
売り上げも上がるのかもしれない。
しかし、自然王国は農産物生産だけが
仕事ではないような気がする。

本気で農業をするのなら、生産以外の活動は
必然的に片手間になるだろう。
でも、藤本さんの遺志をついで、登紀子さんの
思いを実現させ、さらには自分の思いも
そこに注入していくためには、
農作物栽培は核となる事業ではあるが、
それだけではない、という形態をとらざるを得ない。

こういう形をとることに対して、
「中途半端だ」「何が中心なんだ」という批判があることは
当然だ。
でも、自然王国の方向として、総合的な活動をおこなう
農的生活空間、という方向があるのだから、
スペシャリストというよりはゼネラリスト、
ゼネラリストのスペシャリスト、という立ち位置になるだろう。

てなことを考え、話しながら
残っていた白菜の苗を植えたのでした。

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