取り組み続ける

暑いです。
真夏みたいです。
動いているだけで汗が出ます。
本当に梅雨ですか?

畑の草刈、野菜への木酢散布、ぼかし肥散布を行いました。
化学肥料と農薬を使わない農法を目指していますが、
やはり害虫が気になります。
木酢をまいても、虫は死なずに逃げるだけです。

「うちは営利栽培だから、消毒はするよ」
といっていた農家さんの声を思い出します。
商品として一般に流通させることを考えると、
慣行農法より収量、質ともに劣ることが多い
現在の野菜の質では対抗できません。

でも実は、あきらめないでも
まだ取り組んでいけるところはたくさんあるのです。
こまめに酢を撒いて虫を寄せ付けないとか、
早朝に動きの鈍い虫たちをつぶして回るとか、
完熟させた堆肥を入れるとか、方法はまだあります。

そして、自然王国の野菜を買ってくださるお客様に
きちんと説明できるだけの努力をしていきます。

現在の状況でできるだけのことをやろう。

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孤独と表現

今日は畑に出ずに、一日事務所で企画を練っていました。
里山帰農塾盛り上げ企画と、パン焼き石窯作成計画です。
(大上段に振りかぶるほどではないですが・・・)

企画をするときの楽しさは、
「どうやったら伝えられるだろう?」と考えながら
作ってゆけることの楽しさです。

文章を書きながら、先日の充実していた帰農塾を思い出したり、
このチラシを見てくれるだろう人の顔を思い浮かべたり。
小さなことにも注意を払うことが、仕事の醍醐味ですね。

どこかで、「人間は徹頭徹尾孤独な存在である」
という言葉に出逢ったことがあります。
孤独であるからこそ、誰かに自分を知ってもらいたいと
いう思いがわいてくるのだと思います。
「表現」という行為はそういう人間の性から出たものなのかもしれません。

鴨川自然王国の活動を、もっと多くの人に伝えていきたいです。
自分が楽しいと思っていることを多くの人に伝えたい。
藤本さんの「楽しくなければ自然王国じゃない。楽しくなければ人生じゃない」
という言葉も、きっと「伝えたい」と思う気持ちからの表現じゃないかな?

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夏野菜の手入れ

朝から激しい雨でした。
事務所の前は大きな水たまりになっていました。
このままどうなるかと思っていると、
昼前には上がって天候は落ち着きました。

現在、夏野菜はトマト、ピーマン、なす、
きゅうり、ししとうなどを植えています。
トマトやきゅうりは問題なく生育していますが、
実は残りのものに少し問題がありました。

どういうことかというと、
樹が大きくなっていないのに実をならしてしまうという問題です。
これは樹に大きな負担をかけるので
なった実を全てとってしまわなくてはなりません。

一瞬もったいない気がしますが、
初秋まで元気に活躍してもらおうと思うと、
今はとらねばなりません。

味を見たところ、若いだけであまり美味しくありません。
もちろん、時期的に早いのですから当たり前といえば
当たり前ですが。

昔から知っているつもりだった、
「適期に作業をする」という言葉の重みを感じます。
何をするにも適期があって、
それを逃すと後で取り返すのが大変です。

夏野菜の手入れをしながら、
ふと自分の人生の越し方を考えてしまいました。

青年よ、人生は悩むにはあまりにも短すぎるぞよ
といった声が聞こえてきそうですね・・・(苦笑)

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練習の日々

最近、新しく『管理機』という機械を導入しました。
畑の面積も増えて、より充実した作業ができるように
という配慮からです。

管理機はいろいろな仕事をします。たとえば、
・浅く耕す
・草が生えているところを走らせると草欠きの役目をする
・畝成型で畝を作る
・マルチを自動的に張る
などです。

アタッチメントの種類を変えることにより
いろいろな仕事ができるのですが、新しいものについては
慣れるまでがなかなか大変です。
現在も使用しているディーゼルの耕耘機と比べると
ガソリンで動く管理機は馬力がないように思えるし、
バランスも悪いです。

でも、おそらく機械にはその特性にあった使い方が
あると思うのです。
まずは使いながら、それを学んでいきたいです。

これはなんにでも通用する考え方なのかなと思っています。
今までと違うことや、出会ったことのないことにあうと、
「これはこうあるべきだ」
「前はこうだったのに」
とかいう思いが出てきます。

そんなときに、「どうすれば〜できるだろうか」と考えて
取り組んでいける姿勢を身につけたいです。

30になってこんなことを言っているから、
「世間知らずで自分の将来を真剣に考えていない」
「人生の厳しさをわかっていない」
と言われてしまうのですが、
まずは自分のやれるところから取り組んでいくことを
原則にしてやってゆきます。

で、今日は今週末の大豆種まき用の畝を立てたのですが・・・
ぐねぐねです(泣)。
たわごとを言う前に、現場で実践、実践。

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真夏ですかぁ?

『梅雨の晴れ間』どころか、明後日の雨以外は
あまり雨が降らないようです。
どうやら、天気の移り変わりとも
じっくり付き合わねばなりませんね。

石田さん宅の牛舎の裏の草刈を行いました。
昔、牛の飼料を作っていたのか、
イネ科の背の高い雑草がうっそうと茂っています。

新購入の背負式草刈機は調子よく草をなぎ倒す?
ことは倒すのですが、結構腕の力が要ります。
うなるエンジン音とうだるような暑さに
たった1時間やっただけでくたくたです。

暑い!

6月でもうこんなに日差しがきついのならば、
8月はいったいどうなっているのでしょう?

王国の夏、初体験です。

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現状がすべてではないよ。

全ての状況は移り変わってゆく。
現在の状況が完全に固定されているものだと思い込んで、
それに全身を没入させると、
どうしたらいいかわからなくなって
悩みの淵に沈んでしまいます。
でも、いつか状況はこう変わるだろう、変わっているかもしれない、
と思っていると、
現在思い悩んでいる自分を外からゆったり眺められる。

今日、このことを一生懸命私に話してくれた人がいました。
その人の話を聞きながら
そういえば昔自分が大変だと思っていたことも
今はどうってことない、と思えることがあると気づきました。

近い話で言えば、今年の2月頃は本当にしんどかったし、
どうしたらいいのかわからなかったけれど、
その悩みは今は少なくなっています。

とすれば、今抱えていると思い込んでいる問題も
いつか雲間が晴れるように晴れわたるときが来るのだと思います。
それはきっとイエスが言ったという
『明日のことで思い煩うな。今日の苦労は今日一日で十分である。
明日のことは明日自身が思い煩うであろう」
という言葉にも通じるのかな。

ふさぎこんでいる私に一生懸命話してくれたYさんに感謝です。

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藍の生葉染め

綿プロジェクトの日です。
今回は7人のみなさんが参加されました。
新しい畑に植えてある綿の補植と草取りを行いました。
綿はぼちぼち育っておりまして、
現在7センチほどです。
秋に収穫予定ですが、たくさん取れることを願って
世話しています。

昼からは、藍の生葉染めを行いました。
蛋白処理をほどこした布地に
藍の葉を置いて、その上から
ハンマーでたたきます。

出来上がったものは驚くほどきれいです。
まだ乾燥させている途中なのですが、
自分のオリジナルと手ぬぐいが作れるのは面白いですね。

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ひとつの旅立ち

“ゆき”(仮称)が旅立ちました。
不安そうな顔をしていますが、
くんくん泣いたりはしません。

残りは3頭です。
(一頭はいったん旅立ったのですが、
ただいま里帰り中です)

彼らが幸せに暮らせますように。

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梅雨の晴れ間

これは、農に携わるものとしてとても嬉しいものです。
梅雨は、作物にとって絶対必要なものですが、
降りすぎると病気の原因ともなり、全てに程よい調和が
求められています。

最近、王国畑の下からあった堆肥場にハウスを建てて、
雨よけを作りました。
そこで、ぼかし肥や堆肥を作る予定です。
とはいうものの、過去に雨ざらしにしておいた雑草やわらなどが
残っていて、それを畑に入れる必要があります。
早く堆肥場として活用したいので、今日はそれを畑にどんどん
撒きました。
土作りって、かなり地道な作業です。
でもこれが明日につながるんだし、今やるべきことをやるだけですよね。

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降り続く雨

雨が降っています。
2,3日前の快晴に「ひょっとして、空梅雨?」
と心配したのですが、杞憂でした。
田には十分水が張っています。
元気に育っているようです。

晴耕雨読の日々です。
畑はもちろん大好きですが、
雨の日にはたまっていた本を読んでいます。
たまっていた事務作業もやっています・・・

明日は雨が少しやむようです。
アスパラガスの草取りをしてやらねばなりません。

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