迎える心

昨日書いたとおり、明日は
電機連合のみなさんがいらっしゃいます。
人数もすごい。

今月は、この電機連合の受け入れと
来週の第一回里山帰農塾の受け入れを
残すのみとなりました。

いつもイベント前には行っている
王国の掃除を今日もやりました。
不思議なことに、掃除をし始めると
「あぁ、始まるんやなぁ」
としみじみ、わくわく思います。

普段の少人数体制から、
イベントでは何倍もの人数になります。
体と頭の切り替えがなかなかついていかない
場合もありますが、
これだけたくさんの人が訪れてくれる場であることが
素直に嬉しいです。

しかも、これまた不思議なことに
本当にいろいろな性格の方と知り合えるのです。
これは、こういう場で過ごしている大きな利点だと思っています。
話すだけで、学ぶことが多いし。

大切なことは、
今の楽しさにおぼれないで、
明日を見つめて今を思い切りやることです。

それが必ず明日につながる。

画像:大地に踏ん張る”はく”

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トマト支柱立て

2年前に切り出した竹を使って、
トマトの支柱立てをしました。
竹は、大切に使えばかなり長期間持つそうで、
自然が生み出した大きな財産であることを
再認識します。

トマトは、ハウスでしか育てたことがなく、
私は初めて露地でトマト栽培をすることになります。
芽欠きをしたり、結束をしたりと、
なかなか手間がかかる野菜ですが、
久々に世話ができるのがとても楽しみです。

先日定植したものは、
ほとんどが元気に活着(根付くこと)し、
天に向かって伸び始めています。

新しい畑の三分の二ほどはもう作付けが終わり、
これからは管理作業が中心になってきます。
夏野菜は、採っても採っても収穫できるという、
生産性は高いが、作業労力がかなりかかる野菜です。
今からドキドキしています。

しんどいけれども楽しい
という世界がこれから始まるのですね〜。
一緒にやりませんか?

明後日には今年も電機連合の皆様がやってこられます。
今回は102名の参加!!!
私も一つ、役割をやらせてもらいます。
(何かはイベントが終わってから発表しますね)

そして、来週には今年初の
里山帰農塾http://www.k-sizenohkoku.com/satoyama/satoyama_top2005.htm
がスタートします。
まだ締め切りには間に合うので、ぜひお申し込みください。
お待ちしてます。

生きることは面白きことなり

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野菜の生長とともに

4月4日のイベントの日に植えた春菊が、
こんなに大きくなりました。
春菊は大事に育てれば長く収穫できるので
今日は間引きをしました。

農に関わる喜びで最も大きいことは、
時とともに野菜が変化していくのを
間近で見れることでしょう。

サニーレタスもどんどん大きくなって、
はつか大根には今やスが入りかけています。
じゃがいもは葉を茂らせ、地中には小さな芋ができ始めています。

農に関わる喜びは、
理論ではなく現場なのです。

篤農達が見目麗しい野菜を作ってきたことは確かでしょう。
「もっと見栄えよく」と消費者は求めていると
中間業者たちは生産者を煽り立てました。
しかし、必死に作っても、
中国産の野菜にはかなわないのです。
そのうち、お金持ちにしか国産の安全な野菜は
食べられなくなってしまうでしょう。
「農業ではやっぱり食えないよ」
と大規模展開できない中産間地域は
廃れていくでしょう。

だからこそ、素人は、素人なりにがんばって、
おいしい野菜を育てるのです。
素人にしかできない冒険があるはずです。

今、鴨川自然王国で暮らしていて、
日々季節が移り変わり、王国自体の雰囲気も
変わってきつつあるのを肌で感じています。

この感覚を、王国に遊びに来てくださるみなさんと、
このブログを読んでくださっている皆さんと
共有したい。

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100匹目の猿

王国に時々遊びに来てくださる
衆議院議員の若井康彦さん若井やすひこ(若井康彦)公式ウェッブサイト − 改革の道、突進。改めて心血をそそぐ。
の紹介を受けて、印旛村から参観に来てくださいました。
8人の大所帯で!

私と同じく、関西から移り住んだ人々で、
会話は関西弁が飛び交っていました。
彼らは、烏骨鶏を飼いながら、畑や炭焼きをしたりということを
仲間内で始めている人々でした。
自然王国のやっていることから少しでも取り入れれば、
とわざわざ訪問してくださいました。

現代農業増刊号にもたくさん紹介されていますが、
自然王国と同じような農を通した取り組みをしているところは
ほかにもいろいろあります。

もちろん、自然王国は自然王国で独自の色を出していきますが、
ふと今思ったのは「100匹目の猿」の話です。

うろ覚えなので、詳しい筋は忘れてしまいましたが、
ある島であるニホンザルが海水で芋を洗い始めると、
その島のニホンザルも最初の猿に続いて洗いはじめ、
その島に住む猿のうち、100匹目の猿が芋を洗い始めたのが確認された瞬間、
日本全国の海岸近くに住む猿が芋を洗い始めた、
という話だったように思います。

日本で100箇所ほどこういう農的生活をする場ができたとき、
日本の国は一遍に変わるのかもしれません。
乗り越えなければならない問題はたくさんありますが、
実現した暁にはすごいことが起こることでしょう。

そんな中、帰農塾卒業生のSさんが
Websitehttp://homepage2.nifty.com/tochinoki/wadai.html
里山帰農塾を紹介してくださいました。
私が、「誰か帰農塾に興味がありそうな方に
声をかけてみてください」とメールを書いたところ、
早速掲載してくださったのです。
とても嬉しかったです。
Sさんが立川市でやっている市民農園の様子もよくわかるので
こちらもご覧ください。

自然王国は、単なるイベント会場でなく、
ずっと後まで一緒に付き合って行ける交流を生み出す
場であり続けてほしいです。

そして、その場を作っていくのは
私であり、あなたなのです。
(えらそうですみません)
楽しみながらこの場をつくってゆきましょう。

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生命の輝き

先日に引き続き、
えさを食べる”はく“の画像です。
生まれてから、もうすぐ5週間です。
5月の末にはみんなもらわれていく予定です。
相変わらず“はく”だけは行き先は決まりませんが・・・
一番かわいいといっても過言ではないほど
活発なのですが。
愛してくださる飼い主が見つかるよう努力します。

ふと思うのは、鴨川自然王国というのは
かなり異質な存在だ、と言うことです。
独立採算はかなわない状況ですが、
次の時代をつなぐ架け橋となりそうな気がしています。

話に聞くところによれば、
藤本さんは先見の明を持った方だったらしく、
そのことは現在の自然王国の活動状況から見ても
明らかだといえます。

それは、
全ての人が農に携わって生きるのが
難しいのならば、
私たちはその人たちが必要とするときに
必要とされるものを提供しよう、
という思想です。

私は今その人が人生をかけて描いた場で
暮らせているのだな、と思います。
三国志に「死せる孔明、生きる仲達を走らす」
ということばがあります。
私を司馬尉仲達になぞらえるのはおこがましいですが、
結局のところ、藤本さんの描いた理想の場を、
若干形は変わるものの私も追いかけているのかもしれません。

金がなければ生きていけないので、
お金はほしいですが、
生きていくことに素直に「幸せだ」と言えるような
そんな人生を送っていきたいです。

その実顕の場を、鴨川自然王国に顕していきたい。

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Take it easy !

Bob Marleyがこう歌っている曲があります。
「気楽に行こうぜ」とでもいう意味でしょうか。

最近は、自分のやっていることを
どんどん未来につなげていく勢いで
日々過ごしています。

よくあるビジネス書では、「自分で仕事を作れ!」
みたいなことがよく書いてありますが、
今の状況は自然にそうなっています。

誰から言われるまでもなく、
明日を描いてやることに
「いわれたからやる」というような
後ろ向きな姿勢はありません。

今日は今度のイベントのために必要な準備を、
ちょうさんとHさんと一緒にやりました。
Hさんは、昨日も書きましたが、長野県でずっと
自然体験のスタッフをやっていた方で、
いろいろなことをご存知です。

私の疑問を思い切りぶつけ、
彼もそれに対して回答してくれたため、
準備は格段に進みました。

イベントの実行までもう少し準備を重ねて、
しっかりやっていきます。

そして、ふと自分を振り返るときには、
Take it easy !”
でいきましょう。

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飯山からの訪問

飯山に行っていたちょうさんが
仲間のHさんを連れて遊びに来てくれました。
Hさんは、飯山市のある村で
森を主な舞台にした生活体験のスタッフとして
ずっと働いてきた人です。

私も、鴨川自然王国を拠点として
地域ネットワークを広げ、
さまざまな世代の人の新たな活動の場を創る、
というイメージを抱いていますが、
飯山市ではそれに似た活動をすでに
行っているのです。

6月に、一泊二日で飯山市を訪れるかもしれません。
行政とうまく付き合いながら独自の活動を
するための研究に行ってきます。

あと、今日は免許を取得したばかりの娘さんの
お供でSさんが遊びに来てくれました。
親子の会話を聞いていると、とてもほほえましかったです。

自然王国は、会員さんがそれぞれやりたいことを
ゆったりできる場であればいいと思っています。
少々うまくいかないことがあっても、
何かやるときにはうまくいかないことが必ず
つきまとうものだと思って、
描いたイメージに向かって進んでいきたい。

写真は、“はく”がえさを食べているところです。
この名前は決定ではありませんが、呼びかけるためには
名前が必要なので便宜上ニックネームをつけています。

生後一ヶ月を過ぎたあたりが最もかわいいようですね。
4匹の仔犬たちが走り回っているのを見るだけで、
自然に笑みがこぼれてきます。

何はともあれ、これだけ精神的に落ち着いた日々を過ごせていることに
感謝です。

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畑の展開

一歩ずつ進んでいます。
赤紫蘇を播きました。これができれば
梅干や紫蘇ジュースを作れます。

とうもろこしも播きました。
夏には甘いとうもろこしが食べれます。
夏の葉物として重宝なモロヘイヤや
ツルムラサキも播きました。
夏の野菜って、結構粘り気のあるものが多いですね。
オクラもそうだし。

鈍牛の歩みですが、
それでも一歩ずつ歩いています。

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仔犬、動き回る。

写真は空豆につくアブラムシを食べさせるために
もってきたナナホシテントウ
飛び立つ瞬間です(ピントが合ってませんが)。

一匹のテントウムシがいたって、
アブラムシの被害はそう変わりませんが、
実際に食べているところを見ると
なかなか興味深いです。

ところで、昨日会員のIさんより
電話をいただきました。
白い仔犬をもらってくれる方が現れたそうなのです。
これで、残りの子犬は一匹になりました。

残った仔犬は、黒毛をベースにして、
頭に白線が入っているかっこいいオスです。
5匹の中ではもっとも活発で、体も大きいです。
大きくなったら頼りがいのある犬になりそうです。
写真を掲載しようにも、
嫌がってなかなか写真を撮らせてくれません。

現在4匹仔犬がいるのですが、
みんな元気で動き回っています。
まだ長い距離を走ることができずに、
小屋の周りをうろちょろしているだけですが。

彼らはたなこのえさに興味を持っているらしく、
私がえさをやるとえさ皿に群がってきます。
しょうがないので、今日幼犬用のドッグフードを買ってきました。
幼犬用は、成犬用の3倍くらいの値段がするので、
えさ代も結構馬鹿になりません。
同じえさばかり食べさせていたたなこも最近は
えさを選ぶようになってしまい、
とうとう今日からは缶詰と併用することにしました。
う〜ん、生き物と暮らすって楽じゃない。

残りの一匹(ニックネームは“白線”)は
いったいどこにもらわれてゆくのでしょうか?

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