温床切返し

25日(金)に作った温床ですが、
その後温度が上がりません。
水分が多かったのか、踏み込みすぎたのか。
醗酵資材が少なかったのか。

原因はさまざまに考えられますが、とにかく
温度を上げねばなりません。
そこで、もう一度落ち葉を拾い、
鶏糞と米ぬかを足して踏み込むことにしました。

しっかり踏み込んであるのをフォークで起こします。
先日書いたように、ハウスの天井が低いので腰に響きます・・・
無理せず、ぼちぼち掘り返しました。

午前中いっぱいかかって、再び完了です。
踏み込んでいるのか、波乗りをしているのか?
彼の目には波が見えるはずです。

さあ、今度は温度が上がるでしょう!

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野菜出荷と明日の準備

朝一は田んぼの水止め。
霜柱が立っていますよ!

田んぼにも、ところどころ水がたまり、氷が張っています。

今年も田作りが始まります。
がんばるぞ〜。

その後は、野菜出荷です。
南房総鴨川の宿泊は アンティークホテル ら・みらどーるさんから、サニーレタスと
贈り物に使う紅大根とミニダイコンの「ミニコン」の詰め合わせです。

designed by Yaeのシールを貼って出荷してきました。

明日は上総アカデミアパークで行われるYaeチャリティーコンサート
http://bb.soma.or.jp/~futaro/branch/event/event.htmlにて
出店します。
凍ると怖いので、前日に野菜を収穫してきました。
お時間ある方はぜひどうぞ!!!

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温床完成!!

さて、今日はいよいよ温床作り。
資材も集まり、準備万端です。
先日敷き詰めた落ち葉の上に、
まず牛糞。
牛糞をまいたところです。

その上に切りわらをしき、米ぬかをまいてきつく踏みます。

その後におから。青草。その上に落ち葉を10センチしいて、米ぬか。
さらに踏み込む。その後は水まき。

これを3回繰り返します。
ミツヲさん、石井さんと三人で踏みます。
場所がなく、ハウスの端っこに枠を作ったため、
だんだん踏みにくくなります。
かがみながら踏むのはきつい。。。

1時から始めて、4時前までかかりました。
最後の水まきをしているところです。

ミツヲさんが持っているのは、
金子美登さんの有機農業本です。

写真でわかる金子さんちの有機家庭菜園

写真でわかる金子さんちの有機家庭菜園

温度が上がりますように!

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温床資材準備

昨日に引き続き寒い。
王国は、霧が出ています。
明日は踏み込み温床を作るので、今日はその準備です。

青草が必要なので、ニンニク、エシャロット、アサツキの
草取りをします。
寒いです。
手が冷えてきます。

こちら、休憩のときに撮影しました。
大根です。

ハルキ大根という品種です。
きめ細かくて、甘いです。

こちらは、白菜。

大きく育ちました。
日曜日に、一個400円で出品します。
売れるだろうか?

草とりの後は、石田さんから牛糞をもらいます。
発酵させるため、わざと生に近いものをもらったのですが、
やっぱりくさい。
においと汚れに、往生しました。
軟弱です。

王国では、踏み込み温床と電熱温床両方設置します。
電熱温床のほうが管理はしやすいのでしょうが、
踏み込み温床には、お金はぜんぜんかからず(米ぬかは除く)、
王国近辺の資材ですべてまかなえます。
さらに、踏み込み温床の床土は、来年の育苗用土にもなります。
こう考えると、踏み込み温床のほうが資源が循環しそうです。
設置と保温に手間はかかりますが。

手間をかけることは、不便と同義で使われてきたように思いますが、
手間をかけることで生まれるものがあります。
まず、そのものに対する愛情がわきます。
そして、同じような手間をかけたものに出会ったとき、
そのものの背後にある人の思い、自然の力を感じられます。
物を大切にすることは、結局人や他の生き物への思いやりにも通じるでしょう。

人間を単なる労働力、いくらでも代替可能な存在と見るのではなく、
一人一人にある人生を見ていけるようになりたいです。
手間隙をかける人生をおくっていきたいです。

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モミガラ運び

王国では、畝間にモミガラを敷いている。
畑の排水性を高めるためだけど、これを敷いていると
草も少し抑えられ、土のぬかるみも少なくなる。
モミガラはC/N比が高いので、そんなに簡単には
土にはならないのだけど、いつかは栄養になるだろう。

モミガラは、近くの農家からもらっている。
今のところは使う人も少ないのでタダだけど、
そのうち鴨川が有機農家だらけになったら争奪戦になるかも・・・

作業をしていたら、雪が降ってきた。
今年はもう2回目の雪。
冬らしい冬になりそうだなぁ。

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大豆収穫

11月にはまだ熟していなくて獲れなかった大豆たち。
明日から天気が悪くなるかもしれないので、
今日急いで獲ることに。
いつもは王国イベントで20人くらいで収穫するので、
果たして終わるのか?と思ったが、やるしかない。

初めは、草刈り機で刈ってみた。
しかし、短くなりすぎて、脱穀のときにやりづらくなりそうだったので、
2枚目の畑からはいつものように抜くようにした。

最後に残したのは、第一農場三段目。
ここに来て、とうとう軽トラを畑に入れることに。
抜いたその後からすぐに荷台に積んでいく。

最終的に、軽トラ5杯分を収穫した。
今年は、会員さんにおすそ分けできる分を少し増やしたいので、
いつもは2樽だけど4樽仕込みたい。
去年に比べると収量も増えたので、きっとなんとかなるでしょう。

と、ここまで書いたところで、
ヤギたちが「メェーッ」と大鳴きをし始めた。
しまった!まだ小屋に戻れるようにしてやってなかった。
暗くなると、母ヤギに寄り添うようにして
小屋に帰るのを忘れていた。
急いで綱を解いてやり、帰れるようにしてやる。
あ、鶏も忘れてた!
鶏も小屋に入れてやった。
ふぅ、しばらく世話をしていなかったのでぼけてしまう。

で、事務所に帰ってきました。
この写真が、山小屋に積まれた大豆たちです。
イベントでは、脱穀からのスタートです。
たくさん人がいないと、選別まで終わらない・・・
お待ちしています。

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玉レタス収穫!

玉レタスと言っても、サニーレタスという
まかないレタスと比べて、こう呼んでいるだけで、
普通にスーパーに売っているレタスと変わらない。

王国農園始まって5年で初挑戦。
今日、初めて出荷した。

8月に種をまき、苗を育てて、9月の帰農塾で定植した。
あれから2ヶ月。立派に収穫期を迎えた。
玉レタスは最初はなかなか巻かない、と言われていたが
巻きはじめているものが増えてきた。
これからどうなるかは観察しなければならないが、
第一弾としては、まあよかったのだろう。

最近、妻が娘を連れて出荷を手伝いに来ている。

私が何気なく渡した、

複合汚染 (新潮文庫)

複合汚染 (新潮文庫)

を読んで、自分も王国農園に携わりたいと考えたようだ。
30年も前の本が、未だに人を動かすことにも驚かされるし、
その訴えは現代にこそ必要なものだと思う。
何はともあれ、妻子と一緒に作業できる、というのも楽しいものだ。

しかも、最近読んでいる

有機栽培の基礎と実際―肥効のメカニズムと設肥設計

有機栽培の基礎と実際―肥効のメカニズムと設肥設計

によれば、有機栽培は化成栽培に比べて、
光合成による炭水化物に加えて、根からも
炭水化物を直接吸収できるため、
高品質多収になりやすいという。

これは驚き。
今まで、有機農業は慣行農業に比べて、
安心、安全だ、という認識しかなかったのだが、
これによれば慣行農業より有利だ、ということになる。
これが本当かどうかはまだ検討、実践の余地があるけど、
無農薬無化学肥料でやっている王国農園にしてみれば大きな利点だ。
自信を持って、人に紹介していけるし、自分のやっている方向は
誤りでない、と確信を深めることができた。

もっともっと調べていきたい。

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野菜宅配

一週間ぶりの王国。
野菜宅配は、先週は休ませてもらった。
久々の王国は、もうすっかり秋だ。
野菜の片付けもしないと・・・

今日は、
さつまいも、ツルムラサキ、サトイモ。
にんじん、山東菜、カブ、大根葉、ナス、にら。
以上9種類です。

サトイモが採れはじめた。
昼食でゆで芋にして食す。
とろっとしていて、最高に美味だった。

野菜宅配注文はこちらへ
http://www.k-sizenohkoku.com/oukokubatake/oukokubatake_top.html

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野菜宅配


今日の野菜は、さつまいも、ジャガイモ、しょうが。
エンサイ、枝豆、にんじん、ラディッシュ(赤・白)それに山東菜
島村菜津さん(スローフードな人生!―イタリアの食卓から始まる (新潮文庫)の著者。
増刊現代農業にも多数寄稿している)
が鴨川の旅館を取材した途中で王国によってくれた。
初めてお会いしたのだが、さばさばしてかっこいい女性だった。
本を一冊も読んだことがなかったので早速注文してみた。
読むべし。

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もみがらまきと定植

久々の晴れだ。
近くの農家さんに籾殻をもらいにいく。
それを第2農場の溝にまくのだ。
昨日連れて行った「カイ」君は、白い野良犬と
対峙しており、私が野良犬を追うと
一緒になってほえ始めた。
おうい、俺がいないときにがんばってくれよ・・・

もみがらしきを終えると、レタスとはくさい定植。
この苗は、ミツヲさんが中心となって懸命に育てたもの。
朝な夕なみずをやり、寒冷紗をかける。
毎日世話をしてきた。

できた苗は、節間が短く、根張りもいいもの。
ただし、約半分の苗は虫にやられたり、
病気にやられたりしてしまった。生産効率が悪い。
二人であれこれ原因を考えてみたが、答えは出ない。

できた苗を大事に育てよう、ということでどんどん植えていった。
育苗にしろなんにしろ、経験しなければならないことは
まだまだたくさんあるな。
でも、毎日畑に出て、空の下で作物、環境と
対話していけば、きっと何かが見つかるような気がする。

毎日楽しいから、ここで3年間やってこれたのだから。

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