鴨川自然王国も、仕事納めを迎えました。
といっても、三尾さんと私にはあまり関係がありませんが。
それでも、年末体制を組んでしっかりやりたいと思っています。
近くのホームセンターで正月のしめかざりを探したのですが、
あまりにもちゃち過ぎるし、温かみがないので、どうしようかと悩んでいたら、
偶然、踊りの先生の順子さんが声をかけてくれました。
「今日棚田倶楽部でしめかざりを作るよ。来ない?」
いきます、いきますとも。
急いで昼ごはんを食べて、棚田倶楽部へGO。
とんちゃんこと高梨さんの指導の下、
縄をないました。
稲刈りをやった方はご存知かもしれませんが、
神事用のなわないは、通常の逆にないます。
しめかざりなんて、買うものとしか思っていなかったけど、
やってみるとこれがとても面白い。
なかなかうまくいかないのも当たり前ですが、
わらでこんなことができるなんて、本当に不思議だし、
百姓仕事の奥深さを感じました。
さらにですよ。
しめかざりの意味まで聞いてしまいました。
ダイダイを使い、わらの先を切らないのは、
「代々すえひろがりになりますように」
という意味があるんですって。
びっくりだ〜。
そんなこんなで何とか完成したのが
今日掲載した写真です。
山小屋に飾るつもりです。
後は、ミニ門松も作りました。
棚田倶楽部の門松の余った部分をつかわしてもらって。
ここで、私の無知ぶりをちょっと書いてみます。
門松、というのは松竹梅を飾るものなんですね。
そして、コモをまいた上に荒縄をまくのですが、
その巻き方は、下から7回、5回、3回とまくのです。
つまり、七五三!!!
いやあ、奥深い。
面白い。
驚愕です、私は声を上げてばかりでした。
その後は、ミニ忘年会に突入。
へろへろになりながら、カラオケを熱唱する宮田でした。
いよいよ、新春を迎える準備が整いました。
「春よ、来い!」