すみませんが、今日は私信にさせてください。
この一年は、私にとってとても大きな一年でした。
司法試験をずっと続けてきて、
それをあきらめて新しい道を去年から探し始めました。
今、私がここに生活させてもらっていることが
本当に不思議です。
自分で探してきた、というよりは、
導かれてここに来た、という感覚が強いです。
生活を始めてまだ3ヶ月しかたっていませんが、
本当に充実した日々をおくらせてもらいました。
農作業の基本的なこと、
農家の仕事の多彩なことを知り、体験し、
エネルギッシュな人々に囲まれ、
日々夢を描き、実行に向けて動いていること。
全てが、私のしたかったことです。
もちろん、描いたこと全てができるわけではなく、
それよりも自分のいい加減なところや至らないところを
気づかされることも多いです。
でも、中学校を卒業して以来、
紆余曲折を経て、王国にたどりついたとき、
自分のやってきたこと、やらせてもらってきたこと、
その全てが無駄なわけではなかった、ということに
やっと気づくことができました。
全て無駄か、全てが有効か、なのではなく、
「無駄なものもあり、有効なものもある」のですね。
見方によれば、中途半端な考え方、生き方だともいえます。
でも、今、私は、
この生き方、しっかり考えてがんがん動く生き方で
やっていきたいです。
これからもどうぞ私を見守っていてください。
日々の恵みに心からの感謝を込めて、
この文章を終わらせていただきます。