暮らしと思想と

明日は味噌作りですね。
昨日から仕込み始めた麹は順調に進んでいます。
発酵が進むと、とてもいいにおいがします。

蒸したばかりの米に麹をつけてすりこむ。
一つ一つの作業は単純なのですが、
一貫した流れを見ると発酵の仕組みの複雑さに驚嘆さえ覚えます。

今朝切り返した時、昼のとき、夜8時の段階。
米の色、湿り具合、ぜんぜん違います。

頭で発酵を学ぶだけではなく、目で見て、触って、臭いをかいで、
と五感を使った作業をすることで学べることはたくさんあります。

私は、農業に対してきちんと学んでいるわけではないので、
これからの体験が全て学びになります。

和歌山から来た柿農家の方が、登紀子さんといっしょに
渋柿、甘柿を植えてくれました。

植えたのは、30センチばかりの枝のようなものです。
これが来年になれば、少し大きくなるようです。
去年植えたレモンも少し大きくなりました。

農という暮らしは長い目で見るものです。
劇的に変わることなんて、自然災害を除いては
ほとんどありません。

必要なのは、自然に合わせる考えと、自然に手を入れる考えと、
それを実行していくことではないでしょうか。

明日はおいしい味噌を仕込みましょう!!!

以前のブログを読む