このときになるといつもこのネタです。
大体今回くらいでメインにするのは終わりかなぁ。
どうして満月にこれだけこだわっているかというと、
月の満ち欠けに否応なしに敏感になってしまったからです。
王国には、幸か不幸か街燈がありません。
だから、食事をして外に出ると、
月の暗さや明るさが自然に感じられるのです。
満月の放つ光は本当にきれいで、自分の心まで
通り抜ける感じです。
王国生活も5ヶ月を過ぎると、だいぶこの自然にも慣れてきた
感じがします。
季節の移り変わりを感じるようになりました。
環境が人に及ぼす影響は以外に大きいのかもしれません。
今日は東京から取材の人が訪ねてきてくれました。
農業について、自分が普段思っていることや、
何を目指してやっているか、というようなことを聞いてもらいました。
何はともあれ、農的生活というのはやはり時代の流れに
なってきているのかもしれません。
今回、王国に来てくださったのは、
- 作者: 藤本敏夫,加藤登紀子
- 出版社/メーカー: 家の光協会
- 発売日: 2002/12
- メディア: 単行本
- 購入: 4人 クリック: 149回
- この商品を含むブログ (14件) を見る
がきっかけだったそうです。
登紀子さんがまとめた本ですが、彼が書いたからこそ
本になったのですね。
「死せる孔明、生ける仲達を走らす」という言葉を思い出しました。
ここで暮らすようになって、
藤本さんはたくさんの人の心の中に生きているな、
と思います。
彼と、彼の思いを受けた多くの人々が自然王国の建設に
関わってきたんだ、という事実を大きなものとして
感じています。
アスパラの支柱立てもほとんど終わりました。
明日は、これの仕上げです。