満月ネタ三回目

このときになるといつもこのネタです。
大体今回くらいでメインにするのは終わりかなぁ。

どうして満月にこれだけこだわっているかというと、
月の満ち欠けに否応なしに敏感になってしまったからです。

王国には、幸か不幸か街燈がありません。
だから、食事をして外に出ると、
月の暗さや明るさが自然に感じられるのです。

満月の放つ光は本当にきれいで、自分の心まで
通り抜ける感じです。

王国生活も5ヶ月を過ぎると、だいぶこの自然にも慣れてきた
感じがします。
季節の移り変わりを感じるようになりました。

環境が人に及ぼす影響は以外に大きいのかもしれません。

今日は東京から取材の人が訪ねてきてくれました。
農業について、自分が普段思っていることや、
何を目指してやっているか、というようなことを聞いてもらいました。

何はともあれ、農的生活というのはやはり時代の流れに
なってきているのかもしれません。
今回、王国に来てくださったのは、

農的幸福論―藤本敏夫からの遺言

農的幸福論―藤本敏夫からの遺言

がきっかけだったそうです。

登紀子さんがまとめた本ですが、彼が書いたからこそ
本になったのですね。
「死せる孔明、生ける仲達を走らす」という言葉を思い出しました。
ここで暮らすようになって、
藤本さんはたくさんの人の心の中に生きているな、
と思います。
彼と、彼の思いを受けた多くの人々が自然王国の建設に
関わってきたんだ、という事実を大きなものとして
感じています。

アスパラの支柱立てもほとんど終わりました。
明日は、これの仕上げです。

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