思わぬつながり

昨日から続いた田の修復は今日の午前中で終わりました。
写真は、丸太を切り出すときに見つけたぜんまいです。
思わぬところに山菜はあるのですね。
(ああ、また素人ぶりを暴露してしまった・・・)

去年、こんな本を読みました。

森と海を結ぶ菜園家族―21世紀の未来社会論

森と海を結ぶ菜園家族―21世紀の未来社会論

藤本さんの半農半X論にも関連する
新しい社会に向けての論考です。

人間の一番幸せな生き方は
地域とつながり、生産に携わることである
と明快に書かれています。

現金収入はワークシェアリングにより、
週2日働いて、
後は菜園をしたり、家畜を飼い、
仕事の場がそのまま教育の場であるようになり、
旧来型の共同体の再構築ではなく、
新しい概念を取り入れた共同体の構築を
目標としてあります。

つまり、全ての人が“業”としての農でなく、
何らかの形で農に携わる、ということです。

なぜ何ヶ月も前に読んだ本のことを書くかというと、
実はこの本の執筆者である小貫先生のゼミ生から
登紀子さんにあてて卒論文集が送られてきたのです。

ゼミ生の一人が鴨川自然王国の活動を
耳にしていたらしく、それで送ってきてくれたようです。
(登紀子さんに渡す前に読んでしまうつもりです)

『菜園家族』の本をとても刺激的に読んだ後で、
一度話がしたいと思っていたところだったので、
思わぬつながりに感動しました。

どうもありがとうございました。

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