石窯調整

この石窯は、レンガを粘土で止めているので
粘土が乾燥しすぎると穴があいてしまいます。
そこでどうするかというと、
窯で火をたいて蒸気が漏れてくると、
上から粘土で塞ぐ作業をするのです。

今日はその一回目の作業でした。

今回作成している窯は煙突がないので、
風の通り道もなく、ずっと薪を燃焼させるには
火吹き棒で常に吹きつづけることが必要です。

これ、灰や煙、熱気が目や顔に飛んできて
結構大変です。
腕一抱えほどの薪を燃やすのに
2時間かかりました。

話に聞いたことですが、
昔のお母さんはこれで目をやられて
しまった人が多かったようですね。
毎日この煙を浴びていれば、
目もやられるでしょう。

でも実は、大変な窯焚きも
慣れてくると工夫することも出来ます。
第一次産業的なものは、
工夫の余地が目に見えるところにあるところが
魅力ですね。
これが第一次産業の喜びなのかも知れません。

今週の水曜には、
石窯を覆う小さな屋根を建てます。
おっと材料がまだ揃っていない…

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