昨日みんなで片付けたアスパラガスと枯草を燃やして、
草木灰を作りました。
昨年はドラム缶の中で燃やしたため、なかなかうまく燃えなかった
のですが、今年はちょっとだけ工夫しました。
燃え広がらないように、地面を丸く掘り、くぼみを作ります。
そこにダンボール、竹、落ち葉を置き、その上にまきを組みます。
火がまきに燃え移った段階で乾いた草を乗せていきます。
枯れ草に一気に火が燃え移り、注意しながらやらないと危険です。
幸い、昨日から来てくれている会員のTさんが手伝ってくれたので、
声を掛け合いながら進めることができました。
草木灰は、真っ白く燃え尽きさせてしまうと養分も全部飛んでしまうので、
黒く燃え残っている状態で火が消えるのが理想とされています。
燃えている草の上に、一定量の枯れ草を置くと
ちょうどいい塩梅にいぶされます。
午前中の二時間弱しか作業できませんでしたが、
積んである枯れ草の4分の1ほどは燃やすことができました。
虫除けにも、肥料にもなると、なかなか使い出がある草木灰なので、
上手に作れるようになりたいものです。
今西錦司が、藤本さんに言った言葉です。
「わからなくなったら現場にきくんやな」
「話が混乱して、つじつま合わんようになったら、
野っぱらに出て、ウロウロ歩くことやな」
「それでもわからん時は、日暮れ前に山に登るこっちゃな」
(農的幸福論―藤本敏夫からの遺言より)
中坊公平さんも言っています。
『現場にすべてがある』と。
私に足りないのは、とにかく現場経験が
少ないことだろう。
一年たち、二年目を迎えるのですが、
四の五の言う前に現場経験を積んでゆきます。
今私が思うのは、これだけです。