田を持つこと

鴨川市でも、年を経るごとに米作りができなくなり、
田んぼを任せたりする人が多くなってきます。
妻の実家も、亡くなったおじいさんが年をとってから、
近所の人に頼むようになりました。

今日は、持っている田んぼをぐるっと一回りしながら、
水路のある場所などを教えてもらいました。
2月末からは、組の役に出なければならず、田のことを
知っておく必要があるのです。

田んぼを任されている方は、この地域では有名な方で、
多くの人の田んぼを一手に引き受けてやっていらっしゃいます。
彼の技術もさることながら、人柄がとてもいいそうです。

『任される』ということは、それだけ信頼されているということですよね。
ふりかえってみて、私は信頼に足る人間だろうか。
信頼を受けていても、その信頼を裏切っていないだろうか。
人に誠実に対応しているだろうか。
自分に問いかけてみました。

いつか、うちの田んぼをやれる日が来るかもしれません。
そのとき、あわてないように、今から少しずつ準備してゆこう。
『田を持つ』ということは、稲を栽培するほかに、
たくさんの仕事があるということです。
直接的な準備のほかにも、草刈をしたり、田の水の順番を待ったり、
農業機械の順番を待ったり、いろいろあります。

私のようなよそ者は、そんなに簡単に信頼してもらえないでしょうが、
まずは明るく、笑顔で入っていこうと思っています。
何も知らなくても、笑顔でいることはできますから。
微笑んでいよう。

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