ミツヲさんより借りて、夫婦で観ました。
1994年、ルワンダで行われたフツによる
ツチの虐殺をテーマにした映画です。
ルワンダでは、約100日間の間に
100万人の人が虐殺されました。
この事実は、当時でも報道があり、
私もなんとなくその存在を知っていました。
しかし、この映画を観て、それがどれほど
すさまじいものだったのかを、ほんの少しだけ想像することができました。
人が人を憎むこと、
恐ろしいまでに残虐になれること、
自分のしていることに対して無批判になれること、
人間とはかくも恐ろしい存在なのか、
と、戦慄を覚えずにはいられません。
ストーリーとしては、この恐ろしい虐殺の中、
一人のホテル支配人が避難してきた1268人を
保護し、命を救ったというものなのですが、
このストーリーを超えたところまで
感情は及んでいきます。
これに類したことは、現在でも世界中で
起こっていることだと感じます。
自分は鴨川の地で平和に暮らしていますが、
そこでどう生きるか、
ボケーっとするだけでなく、
考えを深め、実践していきたいと思います。