本が読む

態度が悪くてすみません―内なる「他者」との出会い (角川oneテーマ21)

態度が悪くてすみません―内なる「他者」との出会い (角川oneテーマ21)

を読んでいたら、
「本を読むというより、
本が読むとしかいえない状況がある」
として、自分が論文執筆中に
レヴィナスの著作に出会い、
それから彼の研究者になったいきさつが
書いてあった。

そういえば、似た経験がある。
それが、

農的幸福論―藤本敏夫からの遺言

農的幸福論―藤本敏夫からの遺言

これに出会ったときの感動。

Y御大から手渡された数ある本のうちの一冊。
この中にある、
「政治とユートピアの間にあるものがある」
今西錦司氏より贈られたという、
「わからんくなったら、日暮れ前に丘に登るこっちゃな」
という言葉、
「自給ごっこでいいんですよ」
などの話に、自分のこれからの道が
指し示されているような気さえした。

いい本に出会って、その後自分がどうするか。
3年目を迎えてふと思うのだった。

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