環境問題はなぜウソがまかり通るのか (Yosensha Paperbacks)
- 作者: 武田邦彦
- 出版社/メーカー: 洋泉社
- 発売日: 2007/02
- メディア: ペーパーバック
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を購入した。
今度新たに参加するNPOは、
環境問題に取り組むNPOだ。
勉強不足の私では、ちゃんと役目を果たせないだろうと思い、
違った視点から見ている本はないか探していた。
どうやら売れ筋の本らしい。
衝撃的な内容の本である。
まじめな人から見たら、トンデモ本の類かと思われるかもしれない。
でも、内容は論理的である。
ペットボトルのリサイクルは、全体の数%しか行われていない。
しかも、リサイクルするために、新しいペットボトルを作る場合の
2倍の石油を使うのだ。
リサイクルすることがいいことだと考えているけれど、
統計に基づいて調査すると、恐ろしいことがわかる。
なんと!
分別回収で集めたペットボトルを焼却処分しても
リサイクルしたことになっているのだ。
これはウソではなく、リサイクル協会がそう決めているのだ。
あぁぁ・・・
本来、環境問題とは本当に地球や、生活のことを
考えて進めていくはずのものである。
しかし、現在は利益団体により、国民に余分な負担をかけており、
良かれと思ってやっている行動が、
実は一部の人たちの利益にしかなっていないという状況がある。
環境問題の解決のために一番近い道は、
極論で言うと、地産地消を進めていくことである。
地産地消で食物を生産すれば、化石燃料の消費も少なくなる。
地産地消では食べていけない!とほとんどの人が言うが、
それをしなくても、今のまま行けば食べていけなくなる。
この場合は、「お金がない」という状態ではなく、
「食べるものがない」という具体的な状態になる。
壊滅的な状況は、もうそこまで来ているような気がする。
結局、人の心が変わらねば何も変わらないということ
なのだろうか。
人の心は変わるのか。
私は、車を使わずに生活できるのか。
- 作者: 辻信一
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2005/11/22
- メディア: 単行本
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この本は、問題解決の助けになるだろうか。
一人一人ができることをすることと、
小国がちまちま節約しても、
大国の大規模産業で一瞬でその節約分を
上回る汚染がでるとしても、
やはりできることからやるしかないのか・・・
暗澹としてきたが、日々の暮らしの中で
折り合いをつけていくしかあるまい。