タマネギを吊るす

保存のために、タマネギを吊るします。
まず、晴れた日が3日間くらい続く日を狙ってタマネギを畑から抜き、そのまま畑で干します。
その後、ハウスに入れてまた一週間くらい干します。
こうすると、葉は水分がなくなってからからになり、タマネギの皮もスーパーで売っているような色になります。
こうなって初めてタマネギを吊るして、保存する準備が整いました。

次に、麻ひもを50センチくらいの長さに切ります。
タマネギを6個つかみ、二つに折った麻ひもで一周させ、
その輪の中にひもの端をとおして、きゅっと締めます。
きゅっと締めたひもの端を、タマネギの包みのちょうど半分のところ、
3個3個の間に通します。
これと同じものをもう一組つくり、互いにかた結びでくくります。
つまり、12個一組で吊るす、という訳です。
これを、ロバ小屋と藤本家の軒下に吊るした竹に吊るします。

今回は、一部は苗を購入したものの、ほとんどは事務所前の畑で育苗したものです。
石が多く、粘土質での苗づくりは、簡単ではありませんでした。
でもそれを畑に植え、肥料をやり、収穫し、出荷しながら一部は保存する。
収穫時期も、天気をみて動かねばなりません。
その点では、今回のミツヲさんの天気見は抜群なタイミングでした。
適期作業が行えました。

これで、冬までタマネギは大丈夫です。
今はまだ、夏野菜ができていないので野菜宅配の一品としても重要な位置を占めます。
何より、どんな料理にも使える万能野菜です。

タマネギに感謝!!!

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