地域再生の罠 なぜ市民と地方は豊かになれないのか? (ちくま新書)
- 作者: 久繁哲之介
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2010/07/07
- メディア: 新書
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ここ何年か、これを中心に活動しているのだけど。
箱モノよりも、市民の使いやすさ、輝きを重視した政策が必要、と書いてある。
すごく重要な指摘だけど、どうすればこの思いをみんなに説明することができるだろうか。
ほとんどの人は、「地域活性化は経済発展のため」というのが至上命題だ。
むろん、これは必要なんだけど。
ここから出発すると、結局よその成功例を模倣しようとする方向に行くのだ。
読み途中なので、この辺で。
以前のブログを読む
因みにウチの先生はGDP半分になっても平気!
って言ってます。生活のゆとり(精神的?ライフワークバランス?)に重きを置くべきだそうな。
ひねくれモノの僕はどうも「活性化」という言葉が苦手です。こちらはのんびりしたいのに「活性化」と煽っているのは誰?「活性化」してくれないと一番困るのは誰?そのあたりをしっかり押さえた上で「活性化」したいものです。市民と地方の小さな幸せのために。
>hellojeffさん
生活のゆとりに重きを置くべきだとは思うが、これではなかなか人は動かないような気がしている。
偉そうに言っているわけではなく、大部分の人はやはり経済的な利益を重く考える。
お付き合いの中で、なんとかしていければいいんだけどね…
>yasuさん
「活性化」という表現、好きでない方も多いです。
私の解釈は、地域が元気になる、という意味をあらわしているのですが。
地域を元気にしたい、というのは基本的に家や地域を中心として仕事や生活が営まれている状況にしたいという思いがあるからです。
それはまだ私の想いに過ぎませんが、すこしずつ実現させていきたいと考えています。
大変なお仕事だと思いますが、がんばってください。
こちらも「活性化」の定義にこだわるばかりでは先へ進めないので一応「活性化」の大切さを受け入れ自分なりの想いでやれることをしていきたいと思います。
僕にとっての地域の「活性化」は、お互い助け合うということです。それも自然環境を維持しながらという条件つきで。
>yasuさん
お互い助けあこと。自然環境を維持すること。
これ、きっと一番基本的なことだと思います。
私も子供がいるし、子供たちにはできるだけ自然に近い環境で遊ばせてやりたい。
何が最善かはわかりませんが、最善を目指して活動してゆくつもりです。
まぁ、それを考えてると楽しいんですけどね。