議員会館に顔を出してくれた友人と、そのままの流れで赤坂の安酒場にくりだした。
「おれな、この後こんなことしたいねん」
「う〜ん、あんまりイメージがわかないですね」
「これこれこういうことやねん」
と、想定例をいくつかだすことでなんとか理解してもらえた。
政治業界のことも含め、農業、ジャーナリズムについてよもやま語りあったあと、友と別れて近くの文教堂書店により、本を物色。
酔った顔でふらふら歩いていると、山崎亮著「コミュニティデザイン」(学芸出版)という本にであった。
これは先日読了した「コミュニティデザインの時代」より前に出た本だった。
パラパラとめくると、「とにかくすぐ企画書に仕上げる」といった文章にぶつかった。
ああ、なるほど!
前にも気づいていたんだけど、すっかり忘れてしまっていた。
今日の話だって、もし自分が企画にまで落とし込んでいたら、彼にももっと充実した説明ができただろう。
机上の空論になろうとも、企画書だけなら今の立場でもかける。
そう考えたら、なんか吹っ切れた気がしたのだ。
ちょっと企画書を書くことに取り組んでみようと思う。