今月初めに行われた納涼祭で、
娘たちが金魚すくいで持って帰ってきた金魚。
子供の頃を思い返せば、生き物を飼うのが好きだったが、
そのうち飽きてしまって結局死なせてしまうのが常だった。
今回も、結局は死なせてしまうのかな・・・とあきらめ気味だった。
持って帰ってきたその日は、家にあった間に合わせの小さな水槽に、
井戸水を入れて金魚を入れた。
えさは翌日に買ってきて、子供たちが喜んでやっていたが、
エアポンプも何もないままだと、すぐに水槽が汚れ、
金魚がアプアプと水槽の上の方で口を開け始めた。
このまま放置すると、間違いなく弱いものから死んでゆく。
「それは嫌だ!」
と思い、子供が飼いたいと言っているということにかこつけて、
少し大きめの水槽とエアポンプを購入。
エアポンプだけ買えばいいと思っていたら、濾過器や、
ポンプと濾過器をつなぐチューブも必要だということに気づき、
あわてて近くのホームセンターへ。
ついでに金魚用の砂利も2kg買ってきた。
で、全て環境を整えた上で、金魚を飼い始めたのだ。
彼らが我が家に来てから今日で2週間。
翌日に死んでしまった1匹をのぞいて、今12匹が元気に泳いでいる。
食卓の、私が座る位置のすぐ後ろに水槽がおいてあるので、
朝一番にえさをやるのが日課となった。
金魚のことはまだよくわからないのだが、生き物がいるというのはいいな、と思った。
先月には鶏が来て、こちらの世話も続いている。
生き物がいると大変だけど、じっと見ているだけで時間が経ってしまう。
じっと見るという時間を、生き物が与えてくれるのかもしれない。