いたちごっこであっても

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「今日は、ワイヤーメッシュを張るよ」とミツヲ氏から声がかかった。

写真は、Yaeちゃんが鉄棒を打ち込んでいる様子。

王国の第一農場には、昨年の冬の初めに畑の全面にワイヤーメッシュをはって、イノシシの侵入を防いでいた。

ワイヤーメッシュというのは、細い鉄棒で編まれている柵のことだ。

一枚が約2メートルの幅がある。

ところが、昨年末からイノシシの侵入がさらに激しくなり、土手を崩して、道をぼこぼこに掘り上げるようになってしまった。

このままでは、車が通れなくなってしまうことにもなりかねないので、今度は外周にワイヤーメッシュを張ることにしたのだ。

3人で150メートルを張り切った。

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手前が今日張ったもの、奥の小さく見えているのが昨年初めに張ったもの。

寒い中頑張って張ったのだけど、この作業が対症療法に過ぎないことはみんな分かっている。

しかし、狩猟免許をとって、なんとか数を減らそうというところまで進めない。

考えとしてはあるのだけど、もう一回免許をとる意欲がないし、毎日罠を見にいく気にもなれないのが現状。

とすれば、今できることをやるしかないというわけだ。やりたいこととのジレンマで思い迷っている。

誰かやってくれないかな?なんて他力を頼んでいる状態だ。

とにかく、いたちごっこであってもできるだけの対策を取らないと、という日々。

 

ところで、来週末は王国のイベントです。

味噌作りと、新年会を行います。

サポーターでなくても参加できますので、ご関心のある方は是非!

鴨川自然王国

 

 

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