焚き火を囲みながら

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今日は新年会を兼ねた、王国の味噌&豆腐作りイベント。十年一日のごとく、年が明けると味噌を作っている。毎年、同じことの繰り返しのように見えても、そもそも暮らすということが同じことの繰り返しなわけで、一年という単位で見れば、節目ごとの行事といってもいいのだろう。

参加者は20人に満たない、こじんまりした会になった。少人数の場合、やる仕事量は変わらないので、意外に忙しくて、それが集中して作業ができる要因にもなる。

2樽90リットル分の味噌を仕込み終え、次は豆腐作り。豆腐作りも、やってみるといかに手間がかかるのか体験できて面白い。私たちも、この日しか豆腐を作らない。

夜の宴会では、新年の抱負やら今それぞれが考えていることなどを語り合った。何を大切にしていくのか、改めてこれを心に思って行動するべきと思う。いろんな場で活動させてもらっているけど、やはりこの王国イベントが私の出発点だと思った。

今までの焚き火場に、石を組んでちょっとした空間を作った。ここで燃やすと、今までと同じように燃やしているのに、ちょっと雰囲気が変わる。

とすれば、同じようなことをしていても、そこにちょっと工夫を加えるだけで受ける印象は随分違うのかもな、と感じた。

まだまだ、面白いことがありそう。

 

 

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