農家ってのはさ、いつでも一年生だからさ。

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西日本では激しい雨が降っており、母の住む大阪でも避難勧告が出ているほどだが、こちらはそれほど強い雨は降らなかった。

近くの農機会社から展示会の案内が来ていたので、26ccの草刈機が欲しいなと思い見に行ってみた。

 

会場で、知り合いの農家のOさんと久しぶりに会って、少し立ち話をした。自分がザリガニですごく困っていることを話すと、彼のところではそうでもないという。どうしたらよかったんですかね、というと、そうだな、「俺なんかが生意気言うようだけど、農家ってのはいつでも一年生だからさ、毎年少しずつ違うんだよ。俺も毎年考えているよ」と言われた。

 

「生意気」というけど、彼はすでに70歳は超えているわけで、生意気なわけがないのだが、そのおそるべき謙虚な物言いに、やっぱりこの人かっこいい!と思ってしまったのであった。何十年もやっている人から見たら、たかだか6年目の新米だなぁ。

 

欲しい草刈機は予算オーバーで結局購入を断念したのだけど、Oさんと久々に会って少し話せたことで、なんだか明日も頑張れるような気がした。

 

 

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