夜から、所属する大山廃校利用を考える有志の会(有志会)のミーティングを里山オフィスで行う。4月以来の、ひさびさのミーティングだ。
廃校以来9年間続けてきたプール開放を、今年は行わなかったので、夏の活動がなくなってしまった。地元の子ども会の協力を得て開放してきたが、監視員に出るのが難しい親御さんが増えて、開放できなくなってしまったのだった。
また、今年の4月から旧大山小学校の、公民館として利用されていない残りの半分が里山オフィスになったため、有志会としてはこれまでの目的を結果的に達成した形となってしまった。千葉大学とのつながりは、現在はNPO法人うずがメインとなっており、有志会としては学生と主体的に関わってはいない状況だ。
有志会としてやれることはないか、とあれこれ話をする。「あれやれるよ」「これやれるよ」と、色々意見が出る。その中で、会長のOさんが、「草刈りやるっぺよ。原点に戻ってよ」と言った。
その言葉に、みんなハッとした。
2008年度で小学校が廃校になり、2009年の5月に「なんかやろう」「草刈りからやろう」と集まった頃を瞬間に思い出したのだ。廃校になって草が伸びてきた学校の草刈りを行うことで、「そうだ、プール開放やろうよ」「早稲田大学の学生とイベントやろうよ」と言った話が出てきたのだ。それから、地道に活動を続けてきたのであった。
この先、何から始めるかまだ決まっていないけど、とりあえず来月初旬に草刈りを行うことを決めた。原点に還ろう。
(下の写真は2010年5月の草刈りの様子)
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