日本人はどう走ってきたのか

日本人はどう走ってきたのか 団塊世代の「夢」の検証

日本人はどう走ってきたのか 団塊世代の「夢」の検証

共同通信の石井さんより、王国に本を頂いた。

団塊の世代に着目して、当時のキーワードと、

現代との連関を記述した著作だ。

新聞の連載記事をまとめたものなので、

項目ごとに独立していて読みやすい。

本書の中に「帰農」という項目があり、

ここに里山帰農塾の活動に触れられている。

三派全学連の委員長だった故藤本敏夫が、

いかにして有機農業の推進運動に入っていったかが

簡潔に記されている。

肩たたきを受けた団塊の世代が帰農塾で学ぶ姿と、

そのジュニア世代が素直に農作業に

取り組む姿が記されていて、

その対比は、私が普段体験していることが

よく表現されていた。

今度の帰農塾同窓会では、

どんな語らいがなされるのだろうか。

楽しみだ。

石井さん、本をありがとうございました。

また遊びに来てくださいね。

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久々の雨

朝の天気予報では昼から雨だといっていたが、

王国に上がるときから雨が降り出していた。

まったく久々の雨だ。

せっかくなので、朝のちょっとした時間を

畑の打ち合わせに費やす。

育苗ハウスをどこに作るか?

ニンニクはどこに植えるか?

マルチはどれくらい買えばよいか?

ミツヲさんと野菜の話をしているだけで楽しくなってくる。

明日は、育苗用の冷床作りをする予定。

それから、残っていたじゃがいもの片付けをする。

今週末には帰農塾同窓会があるので、

それまでに片付けないとみなさんが泊まれない。

雨で畑ができないので、

明日に予定していた施設の掃除を今日終えた。

もう少し雨が降ってほしいな、と思っていたら、

ほら!

もうカンカン照りだ・・・

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野菜宅配

今日の宅配にいれた野菜は、

ナス、ししとう、トマト、ニガウリ、オクラ、

新生姜、エンサイ(空芯菜)、ツルムラサキ、

じゃがいも(北あかり)の9種類。


今年のトマトは中玉トマト。

ミニトマトより少し大きいくらいだ。

味が詰まって、濃厚で香りが良い。


オクラは、丸オクラと普通の5角オクラ。

2本立ちにしたため、樹は細いけど、

やわらかい実が採れる。

(風に弱いかもしれないので少し心配)

長雨や、日照りが続いたりで一時はどうなるかと思ったけど、

自然はちゃんとつじつま合わせをするのだろうか、

野菜たちは元気に育っている。

農の営みを通して学びを深め、

楽しく”上機嫌に”暮らしてゆこう。

王国では、野菜宅配の会員を募集しています。

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上機嫌の作法

上機嫌の作法 (角川oneテーマ21)

上機嫌の作法 (角川oneテーマ21)

毎日暮らしていると、自分がぶっきらぼうに人に対応していることに気づく。

相手はもちろん気分が悪いだろうし、自分だって気分がいい訳ではない。

そして、不機嫌でいるのが日常のようになってしまう。

 「上機嫌でいるのを技化(わざか)する」というのが

本書でつかんだポイントだ。

気分に関わらず、いつも上機嫌でいられる技術を身につける、ということ。

 備忘録的に引用しておこう。

・<身体的基本原則>

1 目を見る

2 微笑む

3 頷く

4 相槌を打つ

・上機嫌力の根本にあるのは何か。ふっきることだ。

ふっきるための三つの推進力

1 断言力・・・現実をはっきり認め、事柄に対して終結宣言をし、一つの事実として確定、肯定し次にゆく。

2 想像力・・・想像力が豊かであればものの捉え方が変わり、能動的に機嫌を良くすることが可能に。

3 自分を笑い飛ばす力 

<気分をコントロールするからだの作り方>

・温まったからだを基盤としてもつと、外からの働きかけに対し、柔軟に対応できる。

・上機嫌なからだは、柔らかく浮き立っている。

・肩甲骨を少し張るだけで、肩こりが少なくなり息がしやすくなる。

・「3・2・15の呼吸法」→鼻から三秒吸って、二秒お腹の中にぐっとため、15秒かけて口から細くゆっくりと吐く。

・<上体ぶら下げ> 野口三千三 「原初生命体としての人間」より

「両足をわずかに左右に開いてすっきりまっすぐ立つ。次いで上体を前下にぶら下げる。両膝は伸ばしたまま。

ぶら下げはだらしない感じと違い、自然の重さにまかせきった、のびのびとしてやすらかな感じ。

ぶら下げたままで静かに横隔膜呼吸をしていると、だんだん深くぶら下がってゆく」

・スクワットを1日50回以上行う→下半身を作る。

・力を入れない立ち方→足の親指の付け根の二点、土踏まずの辺りに全ての力が落ちていく感じをイメージする。

天井から吊り下げられているような感じ。ひざは少しゆるめる。

<上機嫌の技化のメソッド>

・自分が不機嫌になるのはどんなときか探る

・どんなときに自分が上機嫌になるのか見極める。

・疲れたときにこそテンションを上げることで、上機嫌を技化できる。

・拍手を入れて、区切りをつける。

・上機嫌を維持するポイントは、とにかく出し続けること。

・一般論に落ち込むと、悲観論に傾いていく。具体論に行くと前が見えてくる。

・疲れるからやらない、かったるいからやらないでは、循環が起こらない。疲労が蓄積するのみ。

<上機嫌の作法>

・ハード且つ上機嫌。挑戦する内容は厳しく、なおかつ上機嫌で、それに取り組むことが社会を活性化する。

・上機嫌力は、他の人によって触発されて引き出される力。

・人を前にしたときには、上機嫌になる作法を身につける。

 以上である。

全部完璧にはできないだろうけど、おもしろそうなのでやってみる。

上機嫌に生きてゆきたい。

(おおっ、早朝の貴重な時間を執筆に使ってしまった!今から草刈。)

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ガルシアへの手紙

ガルシアへの手紙

ガルシアへの手紙

 図書館で借りた一冊。

日露戦争あたりから、第一次世界大戦くらいの時代にかけて読まれた本だ。

簡単に言うと、米西戦争http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B1%B3%E8%A5%BF%E6%88%A6%E4%BA%89

において、キューバにいた反スペインのリーダーであったガルシア将軍に、ローワンという将校が

マッキンレー大統領の手紙を届けた、という話である。

 ただ届けただけの話ではなく、ガルシア将軍はキューバのどこにいるかわからず、電報も電話も届かないところにいるのに、

ローワンは、「ガルシアはどこにいるのですか」と大統領に聞かずに、

黙って手紙を受け取り任務を遂行した、というのだ。

で、これはいわゆる自己啓発本なので、教訓がいろいろ詰まっているのだけど、

ポイントは、目の前の物事に対して、『自分がやる』という気持ちを持つということだ。

 自分でやる。他人の力をあてにしない。他人のせいにしない。

言い訳なんか考えない。

 仕事をする上で、生きていくうえでこんなことは当たり前のことだけど、

省みれば、結構他人をあてにし、他人のせいにし、言い訳を考えている。

そんなことを考えながら、人間関係がどうのこうの言ったって状況は何一つ変わらない。

 自分を振り返るきっかけを与えてくれる本だった。

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新鮮な感触

昨日から、学生時代の友人が来ていた。

彼は、週刊金曜日のルポルタージュ大賞で優秀賞をとった。

http://www.kinyobi.co.jp/MiscPages/rupo17th_2

阪神大震災からのつきあいなので、もう12年にもなる。

何度も来たいといってくれていて、今回やっと実現した王国訪問。

付きあい始めて間がない彼女も一緒に来てくれた。

積もる話もたくさんあったのだけど、

この前Yaeちゃんからもらった 雑穀から生まれた、常識破りの焼酎「雑穀米焼酎とんでんなか」

おいしすぎて、寝てしまった。

最近いつもこれだわ・・・

今朝は8月のイベントで収穫し、ヘンプ小屋に乾してあったじゃがいもを袋に入れ、

それからツルムラサキの畝に生えている草を刈った。

お土産の野菜として、オクラを取っているときの

友人の表情がよかった。

「ええとこやな」

と何回いわれたかわからない。

「ええとこやろ。俺も好きやねん。」

と何度も答えた。

多くの友人がここを訪れてくれる。

友人でない人も、これから出会う人も、

何か新鮮な感触を受ける自然王国でありたいと強く思った。

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思わぬ贈り物

石井さんより連絡があった。
「桃が届いてますよ〜」
おっと、そりゃまたなんで?

贈り主は、ogurayama.comさんからだった。
彼は、私の若かりしころの大先輩。
某共同体では、いつも元気で
仕事をバリバリ明るくやっている感じだった。
昨年、偶然にも安曇野で再会することができ、
そのときから交流ができた。

冷蔵庫で冷やして、
家族で桃をいただく。
一口食べると、桃の甘い香りが体中に広がっていくようだ。
彼が果樹園で働いている姿が
自然に浮かんできた。

すごいなぁ。
おいしいなぁ。
自分も、こんなにおいしい野菜を育てたい。

ありがとうございました。

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夏、海へ!

昨日から、妹が大阪から遊びに来ている。
波乗りがしたいというので、
妻のボディーボードを持って、
家族みんなで鴨川の海へ。

パラソルを買ったり、
海水パンツを買いながら海へ向かったため、
ついたのは3時過ぎ。

買ったばかりのパラソルを立て、
妻と妹はボディーボードをしに行った。
妻は若いころボディーボードにこっていたので、
妹も始めやすかったようだ。

私も、娘を連れて海へ!
しっかりしがみつきながら、
波に洗われていた。
思ったよりも波を怖がらなかったが、
やはり塩辛いらしく、ぺっぺっとやっていた。

娘を妻に渡した後、
しばらく波と戯れる。
鴨川に来て3年、初めて海に入った。
今日は波も大きくて、
何度も波にぶつかって泳いでみた。

なんだかすっきりしてしまった。
夏が終わるまでの間、
後何度が遊びに行きたいものだ。

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祭典終了。

終わった。
私の夏が。ではない。

祭典余興本部といって、
神輿を出した後の余興として、
山車を引き回し、花火を上げるのだ。
それの本部長を務めた。

でも、実はベテランの役員が
他にいて、その人たちのお世話に
なって、何とかやり遂げたというのがほんとのところ。

とはいえ、
安全にお祭りを遂行するためには、
準備せねばならぬこともあり、
なかなか緊張した。

無事に終わってよかった。
片付けも終わったし、あとは本部長資料を
仕上げるだけ。

明日から、また日常が始まる。

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佐野区祭典

大山地区には、簡単に言うと6区がある。
王国があるのは平塚区。
ミツヲさんが住んでいるのは金束区(こづかく)。
ちなみに、高野孟さんも金束区。
そして私は、佐野区。

今日6日は佐野区の祭典だった。
佐野区は、20戸で一区を形成する。
王国のある大田代部落は、20戸でひとつの組である。
組は、区の下の行政単位だ。
平塚区は160戸。
これだけを見ても、佐野区がいかに小さい区であるかが
わかると思う。

だから、村の仕事もどんどん回ってくる。
その一つとして、本部役員があったという訳。
何度も書いているけど、小さい区だからこそ、
いろんなことを体験できる。
まぁ、公的な仕事が多すぎて少し大変に思うときもあるが。

明日は大山地区全体の祭典だが、
今日は各区の祭典。
地元の宮司を呼んで、祭典を行う。
2礼2拍手1礼という、基本的な神道の礼をする。
御霊移しといって、子供神輿に魂を入れる作業は
なかなか荘厳であった。

その後は、余興として太鼓をたたく。
今年は初めて笛を練習したのだが、
まだまだいまいちである。

来年には何とかデビューできるようにしよう。
酒を飲みすぎて、支離滅裂な文章だが、
今日はこの辺で。

明日は祭典余興本部の片付けなので、
きっと何も書けません。
あしからずご了承くださいませ。

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