を購入した。
今度新たに参加するNPOは、
環境問題に取り組むNPOだ。
勉強不足の私では、ちゃんと役目を果たせないだろうと思い、
違った視点から見ている本はないか探していた。
どうやら売れ筋の本らしい。
衝撃的な内容の本である。
まじめな人から見たら、トンデモ本の類かと思われるかもしれない。
でも、内容は論理的である。
ペットボトルのリサイクルは、全体の数%しか行われていない。
しかも、リサイクルするために、新しいペットボトルを作る場合の
2倍の石油を使うのだ。
リサイクルすることがいいことだと考えているけれど、
統計に基づいて調査すると、恐ろしいことがわかる。
なんと!
分別回収で集めたペットボトルを焼却処分しても
リサイクルしたことになっているのだ。
これはウソではなく、リサイクル協会がそう決めているのだ。
あぁぁ・・・
本来、環境問題とは本当に地球や、生活のことを
考えて進めていくはずのものである。
しかし、現在は利益団体により、国民に余分な負担をかけており、
良かれと思ってやっている行動が、
実は一部の人たちの利益にしかなっていないという状況がある。
環境問題の解決のために一番近い道は、
極論で言うと、地産地消を進めていくことである。
地産地消で食物を生産すれば、化石燃料の消費も少なくなる。
地産地消では食べていけない!とほとんどの人が言うが、
それをしなくても、今のまま行けば食べていけなくなる。
この場合は、「お金がない」という状態ではなく、
「食べるものがない」という具体的な状態になる。
壊滅的な状況は、もうそこまで来ているような気がする。
結局、人の心が変わらねば何も変わらないということ
なのだろうか。
人の心は変わるのか。
私は、車を使わずに生活できるのか。
この本は、問題解決の助けになるだろうか。
一人一人ができることをすることと、
小国がちまちま節約しても、
大国の大規模産業で一瞬でその節約分を
上回る汚染がでるとしても、
やはりできることからやるしかないのか・・・
暗澹としてきたが、日々の暮らしの中で
折り合いをつけていくしかあるまい。
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