カブが甘いんです

東京から初参加してくれた若夫婦がいました。
もうすぐ5歳になる女の子と、1歳半になる女の子を
連れての参加でした。

いずれ千葉に移住して来たいと考えているそうです。
こんな話を聞くと、ともにやってゆける仲間が増える気がして、
嬉しくてなりません。
「これからは田舎からの発信ですよね。」
というところで一致しました。
何をやれるかわからないけど、今ここで踏ん張らねばならないのです。

と大人同士で意気込んでいたのですが、
近くでは、4歳のSちゃんが、
「これ生で食べたーい」と言っています。
何かと思うと、カブです。
彼女は自分で土を拭いて、かじりました。
「甘〜い!」
カブを丸かじりする少女の図。
本当にかわいかった。

「空気のきれいなところで食べると、本当に美味しいね!」
こんなことを言ってくれました。
美味しさを表現するために言っていることが
ダイレクトに伝わってきて、なぜかとても嬉しかった。

今の自分に足りないもがあると思って、
探そう、見つけよう、作り出そうと懸命な日々の中、
この子はひとつのカブを本当に美味しそうに食べている。
恥ずかしそうに、「カブをもう一個ください」と頼んでいる。
在る物を、本当に美味しくいただいている

またまた「なんとかせんならん」という思いだけが空回り
し始めています。
目の前にあるものに心から感謝して、元気よく進んで
ゆきたいです。

Sちゃん、いつでも遊びにおいでよ!

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はれ

今日はイベントがあります。
更新できないかもしれません。

今日のイベントでは、
味噌、豆腐、納豆、こんにゃくを作りました。
こんにゃく、めちゃくちゃおいしかったです。
コンニャクイモを育てたくなりました。
でも、できるまでに3年はかかります。
時間をかける楽しみがあります。

今回は、初参加の人が多くて、
本当に楽しかったです。
詳しくはイベントレポートに書きます。

ではでは、おやすみなさい。

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里山帰農塾フォーラム、定員迫る!!

先だって、たくさんの人に宣伝していただいている
帰農塾フォーラム、そろそろ定員に達しそうです。
陰に陽に、助けてくださる方がたくさんいて、
本当にありがたいです

高野孟さんの主宰する、クレジットカード比較情報が満載! – クレジットカード比較JAPANから、
取材の申し込みをいただいたり、加藤登紀子に関心を持つ方から
連絡をいただいたりしております。
そして、昨日お知らせしましたパソナグループから
8人の参加申し込みがありました。
まだ、わずかながら空きがあります
興味のある方のご連絡は、鴨川自然王国[email protected]まで。
あらかじめ希望すれば、斜め向かいのパソナO2の参観まで含まれています!!!

それから、パネリストとして登場してくださる、甲斐良治さんの
新聞記事を転載しておきます。
佐賀新聞」:http://www.saga-s.co.jp/pub/hodo/inaka/rensai/06_vol1/009.htm
ニート、フリーターと揶揄される若者たちのひとつの姿、
新しい生き方を捉えている記事です。

新しい価値観は、ここから始まる。

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大きな流れの中で

午前中、鴨川市役所の方に連れられて、三重県の職員の方たちが
お見えになりました。
写真は、三重県紀和町の丸山千枚田です。

『自然王国はもっと敷居の高い場所かと思っていた』
といわれてしまいました。
藤本さんがやっていたころはそうだったのかなぁ?
沿革的にも、なんだか入りづらいところだと思われるかもしれません。

三重県でも、やはり過疎化は問題だそうです。
実際に空家があってもなかなか貸してもらえない、というのも
鴨川とも共通するところです。

抱えている問題は似たようなものですね。
「一体、どうやって食べているの?」
というのも、誰もが聞きたくなる質問です。

この質問には、いつもながら自分の中途半端さに直面させられます。
アルバイトなのか、サラリーマンなのか、農民なのか、
それとも夢想家か?

先日も書いたように、自分のやる事業は採算ベースに乗せる。
周りでかかわってくれた人にもきちんと支払う。
それをひとつずつ実践してゆきます。

一つの仕事だけではなく、多くの仕事で稼いでいる人が多い、
と教えてくれたのは、甲斐良治さんです。
どうせ中途半端と思われるなら、傲岸不遜ですが、
確信を持って多角的に生きていってやろう
と思うのです。

だって、ここまで来てしもたんやから、やるしかないやん。
それだけです。

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麹を作っています。

昨日から、麹作りを始めました。
明日の味噌作りイベントの準備です。
『スローライフは手間暮らし』という人が
いますが、まさにそのとおりです。

米を一晩浸水させ、蒸す。
蒸しあがったら、10分ほど蒸らす。
40度前後まで冷ます。
麹菌をつける。
低温で醗酵させる。
翌日3回切り返す。
その次の日に煮込んだ大豆と塩とを混ぜ、
味噌だまを作り、かめに入れる。
ふたを閉じる。

米研ぎから数えると、4日かかります。
でも、考えてみると、4日間手間をかけるだけで
一年以上味噌が食べれるのですから、
むしろ4日間しかかからないの?というべきかもしれません。
手間をかけて、おいしいものを作る。
お金が稼げるかどうかをともかくとすると、
こんなに楽しいことはないでしょう。

明日は味噌作りを迎えます。

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ヤマアカガエル産卵

 
今年も、産卵の季節がやってきました。
引っ越してしまったため、夜のアカガエルの大合唱が
聞けないのですが、畑にはちゃんとその証拠が残っています。

冬に水がたまっているところでしか産卵できないので、
王国では、棚田と畑の水路に産んでいます。
後2ヶ月もすればおたまじゃくしになるでしょう。

そこに住んでいるだけで、季節の移り変わりの準備を
体験できるのはとても楽しいです。

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こんな特典どうですか?

2004年8月、9月と帰農塾に参加したSさんからのお誘いです。
『2月16日、パソナO2を見学してから里山帰農塾フォーラムに行きませんか?』
パソナO2http://www.pasona.co.jp/pasona_o2/floor/index.htmlは、
大手町野村ビル地下にある農業施設です。

現在のところは、そこで生産した作物を販売する予定はないそうですが、
5つのフロア−に分けられた栽培施設は、先端的な栽培技術を見られる
いいチャンスだと思います。

大地にしっかりと立つ農村の農業。
狭いスペースを有効利用し、生産効率を上げていこうとする都市農業。
考えはいろいろあると思いますが、
『東京のどまんなかでこんなことをやっている会社がある!』
という驚きは新鮮だと思いますよ。
場所はこちらです。http://www.pasona.co.jp/pasona_o2/access/index.html
大手町野村ビルの向かい側がJAビルになっています。

参観したい方は、鴨川自然王国[email protected]か、
宮田[email protected]までご連絡下さい。

それから、ジャーナリストの高野孟さんが立ち上げたブログサイト、クレジットカード比較情報が満載! – クレジットカード比較JAPANにも、
今回の里山帰農塾フォーラムの情報が掲載されています。
さらに、加藤登紀子のwebsite● T O K I K O W O R L D ●にも情報掲載されています。
その他にも、個人ブログに何度も掲載してくださっている会員さんもいらっしゃいます。
ありがたいです。

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ちょうさん来る

長い旅を経て、ちょうさんが我が家を訪ねてくれました。
実はその前に王国に帰ってきていたのですが、
いろいろと予定が立て込んでいて、ゆっくり話す時間がなかったのです。
今日は久々に我が家で食事をしました。

手巻き寿司を食べながら、話は仕事のことに向かいます。
でも決してマイナス方向ではなく、これからどういう風にやっていこうか、
というプラス方向の話です。
だから、話していて疲れないし、むしろ楽しくなってきます。

精神的な充足を取るか、金銭的な充足を取るか?
どっちだ?
いや、どっちもだ!

あほかと思うかもしれません。
何かを得るためにはなにかを犠牲にせねばならないのかもしれません。

でも、どちらも最大限かなえる、というのではなく、
最小限必要なものを維持していく、という発想はどうでしょう?
そこには、「辛い辛い」という思いはないような気がしています。

自分のやる事業は採算ベースに乗せる。
自分と、それにかかわってくれた周りの人が最低暮らしていけるだけの
お金を稼ぐ。

これがこれからの目標だと思います。

畑に出る時間もなく、パソコンにかじりつく日々が続いていますが、
これからは畑と企画が両立するよう取り組みます。
畑で動いているときの感覚は、言葉では言い表せないほど、
不思議な気分です。やっていることは同じことだけど、
実は違うのです。毎年、毎回、コンディションによってやり方は
変わります。
その変化を見つけられる注意力と、対応力を身につけることが必要です。

やるべし。

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里山帰農塾フォーラム

このブログを使って展開している広報活動ですが、
ここにきて少しずつですが反応があります。
一度しかあったことのない方からもお返事をいただきました。
だんだん参加者が増えてきました。面白くなりそうです。

今回の帰農塾フォーラムは、加藤登紀子高野孟さんをはじめ、
増刊現代農業編集長の甲斐さんhttp://www.ruralnet.or.jp/zoukan/index.html
鴨川自然王国代表理事であり、
大山千枚田保存会理事長の石田三示さんのテーマトークを行います。
内容としては、団塊の世代を中心に、「田舎暮らし」に関心が向く中、
月10万円で豊かに暮らせる町&村 :: テレビ東京こんなレギュラー番組があるくらい)
「農的生活」ってなんだろう?と考える会です。

農的幸福論―藤本敏夫からの遺言

農的幸福論―藤本敏夫からの遺言

には、「自給ごっこでいいから、まずは50%の
自給を目指そう」と書いてあります。
これは、気負ってなくて楽しそうな気がします。
完全自給というと、求道者のような生活を思い浮かべてしまいますが、
50%なら、ライフスタイルとして考えていけそうではありませんか?
私には、まだ「農的生活」とはこれだ!と確たるものはありませんが、
そんなこともこのフォーラムで一緒に考えて行きたいと思っています。

それから、20時からは、懇親パーティーも行います。
4人のパネリストの方も参加しますので、定員が70名限定のため
ゆっくりとお話できると思います

参加者の皆さんと実のある会にしたいと思っています。
まだ申し込みは受け付けておりますので、ぜひお越しください。

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