自然王国の山小屋の水道ポンプが凍結し、破損しました。
毎日の食事は事務所で作りました。
今年の寒さは尋常ではありません。
今日、やっと修理が完了しました。Kさん、感謝です。
その1
23日は、ホボさんのコメントにもありましたが、
東京で30人くらいの方を前に王国の話し、自分の話をしてきました。
あわただしく時間を過ごしてしまい、しっかり
次につなげられたかどうか解らず、残念でしたが、
これからもこんな機会があれば嬉しいです。
六本木ヒルズ近くの中華料理屋さんは、おいしかったです。
四方山メモ
24日より、全くブログを書いていませんでした。
私自身、意味もなく毎日自分のページをのぞきにくる
だけでした。
さて、この間のことですが。
(この後の記述が予想以上に長くなりました)
はれ
今日は東京に行ってきます。
以前のブログを読む雪が降っています
天気予報どおりに、雪が降っています。
午前6時ころはまだ降り始めたような状況でしたが、
出勤するころには車の上にはもう積雪し始めていました。
大田代は午前8時の段階で真っ白です。
当然、自然王国は真っ白です。
今日は家にこもって仕事をするしかありません。
といっても、最近は企画書の準備でてんてこまいなので、
どこででもできる仕事です。
ここで踏んばっててきぱき仕事を進めます。
飯山の雪はどんな状況なのでしょうか?
ちょうさんに聞いてみなければ…
ちょうさんは今
ここ最近のちょうさんの動きをお伝えします。
飯山は、現段階では少しずつ落ち着きを取り戻しているようです。
雪かきも、玄関だけは終えて出入りができるスペースができたため、
ようやく仕事にも出られる状態です。
そんな中、ちょうさんはボランティアで雪かきを続けています。
今日は、斑尾高原のペンションの雪かきです。
除雪機械が入らないところは手でやるしかないため、
人手が必要なのです。
昨日は、木島北部小学校にて、打楽器奏者の
丸山祐一郎さんの演奏会の補助をしました。
子供たちを迎えるために、ルナスティックという
棒でやるジャグラーで楽しんでもらった、とのこと。
さらに、雪かきをした道の駅「千曲川(ちくまがわ)」
からの紹介で、85歳で現役箒職人のおじいさんのところに
雪かきに行きました。
そしたら、「雪かきはいいから、まああがれ」
と声をかけてもらい、ご飯をご馳走になり、
趣味がマジックであるおじいさんのために、ちょうさん得意の
マジックでお返しをしたそうな。
ちょうさんは、どこかの団体に所属してボランティア活動を
しているわけではありません。彼の活動のきっかけは、
人とのつながりです。普通のボランティアではなかなか
いけないところを、彼のフットワークでどんどん訪れているようです。
ところで天気予報では、ここ房州では明日雪の予報ですが、
飯山には雪は降らないのでしょうか?
雪によっては、「22日まで」とした彼の動きも変わってきそうです。
畑に行ったなら
今日の画像は、野菜たちです。
ご近所のHさんが野菜を買ってくださるというので、
畑に行ってとってきました。
ブロッコリーが、見事に大きくなっていました。
ここ何日か暖かだったからかもしれません。
さらに、全く育っていなかった法蓮草も少しだけですが
復活して元気に育っていました。
法蓮草がよく育つ畑はいい土だといわれます。
まだまだ精進は続きます。
わずかしかできていない法蓮草ですが、食べると
においがあって、とても甘いです。
法蓮草嫌いの子供でも食べれるんじゃないかな。
最近は事務所で仕事することが多いので、
たまに外に出るととてもすっきりします。
外で働くのは、疲れもしますがそれよりも
冬のしんしんした空気に触れて活動する充実感が勝ります。
王国に来た人たちが、いつでもとれたての野菜を食べれるよう
準備してゆきます。
みんながみんな田舎に住むのは大変だし、それは必要なことでは
ないかもしれません。
街に住んで、帰ってきた居場所があってそこでゆったり
すごしてもらい、また街で元気に活動するのも「農的生活」の
一部分ですよね。
頭の中は今年の企画でぐるぐる回っています。
皆さんのすばらしい笑顔が踊っています。今年の活動が楽しみです。
「木を植えましょう」
「木を植えましょう」
木を植えましょう―Sustainability & spirituality
- 作者: 正木高志
- 出版社/メーカー: 南方新社
- 発売日: 2002/04
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という本があります。
著者の正木さんが、先日東京で行われた
ライフスタイルフォーラムLIFE STYLE FORUM 2010 | 東京いなか暮らしサミットに出演するため、
住んでいる熊本から出てこられ、それから鴨川まで
足をのばしてくださいました。
昨夜からいらしていたのですが、私は今朝、初めてお会いしました。
「出アメリカ記」
- 作者: 正木高志
- 出版社/メーカー: 雲母書房
- 発売日: 2003/10
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という彼のもう一冊の本は読んでいたのですが、
その著者が目の前にいるというのは面白い感覚です。
彼は背がすらっと高く、体に余分なものがついておらず、
目は深い色をして澄んでいました。
思わず、自分のどろどろした心が流れ出しそうで、
どきどきしてしまいました。
お話をする時間が少しだけあったのですが、話し方も穏やかで、
なんだかがつがつした自分が恥ずかしくなってしまうほどです。
彼が帰った後、登紀子さんの書庫から
「木を植えましょう」という本を持ち出し、読み始めました。
まだ途中までしか読んでいないので、はっきりとは書けませんが、
すごく“自然”な形で『自然』と共生しているな、と感じました。
言葉に、作為や無理がありません。
心から願っていることを生活にしていると、伝わってきました。
三分の一くらいまで読んだところで本を置き、
「いったい自分はどういう生き方をしていきたいのかな?」
と考えてみました。
今、幸いにも「これが自分の本当にやりたいことか?」
とは悩んでいません。
ずっと探していたことが、すぐ近くにあるような
感じさえしています。その面では、とても幸福です。
しかし、いまだ「自分はこれでやってゆこう。やってゆける。」
という確信を持つまでには至っていません。
王国活動の中で、『自然王国は新しいライフスタイルを
提案します』と言っていますが、私自身はどれほどそれを
実践できているのだろうかと自問する日々です。
これまではこうして、自分のできないところばかりを
あげつらって、自分を責めていました。
でも、今日ふと違う側面から見ると、今やっていることは
将来的に全く無駄と言うわけではなさそうだと気づきました。
ここでやらせてもらっている畑作業、企画運営、
レポート執筆などは、大きな収益を上げているわけでは
ありません。
ですが、少しずつでも、反応が返ってきています。
私が呼びかけた飯山のカンパ募集の件でも、
何人もの方が連絡をくれました。
また、「あなたは私の希望だよ。だからがんばれ!」
と言ってくださる方もいらっしゃいます。
もし私のやっていることが全くの検討はずれであれば、
このような反応はないのかもしれません。
だとすれば、今すぐ大きな収益に結びつかなくても、
今自分のやらせてもらっていることに全力を注ぐことこそが
将来につながってゆくのではないか?と思いました。
生きてゆくためには最低限のお金が必要です。
私はそのお金を稼ぎたいです。
でも、それだけではなく、「新しいライフスタイル」
を自分の体で体現してゆきたい。
それが何とかなれば、もっと多くの人に伝わりそうです。
今日をきっかけに、もう少し素直に自分を
見つめてゆけそうな気がしています。
阪神大震災
1995年1月17日。
今から11年前の5時46分、マンションが大きく横揺れ
している振動で目を覚ましました。
とっさのことで、何も判断できず、ただ揺れが止まるのを
寝ながら待っているだけでした。
その後、水が止まり、ガスが止まり、生活に必要な設備が
電気以外全て断たれてしまいました。
3月を過ぎて、水道が出たときの感動は今も憶えています。
そして、この日がくると、いつも思い出します。
自分はたくさんの人の助けを得て今も生きていられるんだと。
あの震災をきっかけに、自分は大きく変わりました。
「今を思い切り生きる」と決意したのは、
一歩間違えていれば私は死んでいたかもしれないからです。
やっていく活動は、大きな活動ではなく、顔の見える活動を
中心にしてきました。
偉そうなことを言っていますが、心ならずも人を傷つけたり、
不安がらせたりすることもたくさんあります。
この不完全な自分を、今の状態をまずは受け入れよう、と考えています。
何をどう言っても、今のこの自分から出発するしかないのだから。
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