秋の日差し

イベントが近いので、朝から王国周りの草刈りです。
山小屋周辺、たんぼ周り、風の家、事務所周辺と
ほぼ敷地内全部を行ないました。

相変わらず暑かったのですが、
ふと気が付けば夏のあの暑さはもうありません。
もちろん、一日草刈りをして、
この前の台風で倒れた木をチェーンソーで切り出したり
したので、とても疲れたのは事実です。

でも、季節は確実に移り変わっているのだ、
と気温から感じました。
とても涼しい風が吹いてきています。
秋の農繁期が始まっています。
(今週末のイベントには長袖をご持参くださいね)

夜は、

を見ました。

チェ・ゲバラが23歳の時、友人と
アルゼンチンからベネズエラまで、
バイクで旅をしたときの物語です。

原作チェ・ゲバラ モーターサイクル南米旅行日記を読んでいたのですが、
映画のほうがよりメッセージが明確に描かれています。

1952年当時の社会矛盾の中で、
医大生だったゲバラがどのように旅をし
何を考えたのか?

ポンコツバイクに乗りながら
旅をする姿は、
夢を描いて歩いている私のようでした。

キューバ革命なった後の
ゲバラの1960年8月19日の演説から
一言だけ引用しておきます。

言葉より行動で示せ。

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せっかく蒔いた粘土団子
昨日の強い雨で全部流れてしまいました(泣)。
あれだけ手間をかけたのに、
なかなかうまくいきません。

これからも芽が出るかもしれないので、
引き続き観察を続けますが
(現在発芽しそうなものがいくつかあります)、
粘土団子にこだわらなくても
不耕起無肥料栽培を続けていけばいいのでは?
とも思います。
最近は、不耕起栽培に興味が移りつつありますし。
おいしい野菜を育て、それが自然への負荷の少ないものであるように、
願うのはただそれだけです。

どちらにしても長い目でみた取り組みが必要ですね。
精進、精進。

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稲刈り始動

Yaeさんのファンクラブの稲刈りがあり、
そのお手伝いをして来ました。
今年初めての稲刈りです。

参加者は10人、2枚のたんぼをやるには
ちょうどいい人数です。
私も、一年ぶりに持つ稲の重みを感じながら
作業に参加しました。
Yaeさんの所属事務所の社長は
本当に楽しそうに稲刈りをしていました。
顔を見ても、きらきら輝いていました。
私にとっては、すでに日常作業になりつつあるのに、
初めての人にはこんなにも大きなインパクトを与えるものなのか・・・

あなたのやっていることは全くお金にならないじゃない!

という言葉は、
現在のところ残念ながら事実です。
「なんとかがんばります」
といっているだけでは現実が追いつかなくなってきています。
でも、一人一人のこの輝きを大切にしていける
仕事をしたいのです

しっかりとした夢を描きながら、
たんたんと生活していく道を見つけねば、
と覚悟した今日でした。

ここが私の力の見せどころ

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志とは

与えられた人生において、
己のためだけでなく、
多くの人々のために、
そして、世の中のために、
大切な何かを成し遂げようとの決意

という言葉に、

未来を拓く君たちへ―なぜ、我々は「志」を抱いて生きるのか

未来を拓く君たちへ―なぜ、我々は「志」を抱いて生きるのか

で、出会いました。

青臭い言葉だな、と片付けてしまいそうに
なるかもしれません。
でも、これだけ
「金がなくちゃ生きていけないよ!」
とばかり言っている世の中で、
「志を持って生きることが本当に
必要なんだ」というのは
勇気があるし、こちらも励まされます。

生まれてくる前の意識があるわけではないけれど、
生まれてきたからには死ぬまで精一杯生きてゆこう。
自分のやりたいことが、みんなの役に立つことでも
あるように。

今日は気に入った言葉の紹介ばかりに
なってしまいますが、もう一つ。

心が強くなる言葉 (East Press Business)

心が強くなる言葉 (East Press Business)

とにかく気楽な気分で生きられる人間におなんなさい
そうすると第一、あなたがたの顔が違ってくるもん。
おつき合いで笑おうっていうような顔で笑わないで
心の底から、本当に、もうほんとに溶けるような笑顔が
できるようになるからね。」

今日、とても嬉しいことがありました。
これからの人生を、
もっともっと頑張っていきたくなるような出来事です。
まだ確定してはいないので今は発表を控えますが、
いつか皆様に発表できる日を楽しみに、
日々頑張っていきます。

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雨足強く

台風14号が九州に上陸しています。
今回は、鴨川までは台風の影響はなさそうですが、
テレビで見る限り九州は大変そうです。
農業者も多くいるだろうし、他人事ではありません。

ここ鴨川でも昨夜は雨がひどかったです。
せっかく乾きかけたたんぼも水浸しです。
今週末の稲刈り、持っている方は足袋を持参されたほうが
よいかもしれません。
かなり足を取られることと思います。
(現在降り続く雨により更に水が溜まりそうです・・・)

午前中に、作業をできる時間が少しだけあったので
マルチ張りをしました。
ちょうど雨が降った翌日で土は適度に湿っており、
水分を補給した畝にマルチングすることが出来て
嬉しかったです。

昨日撒布した粘土団子の画像をアップしました。
この雨でずいぶんと団子が削れそうです。
はたして今回はうまくいくのでしょうか?
時期的にも、混ぜた種の種類からも
きっと成功すると思います。

何にせよ、挑戦することは面白いですね。

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地域興しへの取り組み

昼から、新潟県は十日町の地域興し実行委員会の
方々が来られました。
自然王国の取り組みを地域興しのヒントに出来ないか、
と訪ねてくださったのです。

目的がはっきりしているだけあって、
皆さんも積極的にお話をしてくれ、
私もそれに乗って話をする、という
よい対話の循環が生まれました。

十日町は、昨年の新潟地震で大きな被害を受け、
いまだ完全復興したとはいえない状態です。
でも、海外緊急支援を中心としたNPO
十日町の地域おこしにも関わっていくそうで、
「一緒に作ってゆく」という面では
NPOの得意とする分野であり、今後の活動に
とても興味がもてます。

私なりに関わっていけることに、積極的に
活動していきたい、と思いました。
何かを目指してやっている人の目は輝いていて、
そんな人に会えると嬉しくなります。

素晴らしい出会いに感謝します。

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2回目の挑戦

秋の畑作りが本格化しています。
今日は休みを利用して、自然農畑に
新しく粘土団子を撒きました。

写真にも写っているSさんが強く
「またやろうよ」
と言ってくださったおかげで、
再び粘土団子を蒔くことにしました。

今回の改善点は3つです。
? 王国産の粘土に砂を混ぜて、固さを調整したこと
? 草を刈り、畑の上に並べ、草抑え対策をした。
? 適期に団子を撒いたこと(先回は若干遅かった)

蒔いた種は、ホウレンソウ、はつか大根、山東菜などです。

綺麗に溝も掘りました。
後は観察するだけです。

会員さんとともに育っていく自然農畑と
宮田でありました。

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響け、音!

Yaeさんの伴奏をしてきました!

「市原平和の集いコンサート」に
Yaeさんが出演されるので、私、伴奏に行ってまいりました。
昨年12月のチャリティーコンサート
http://d.hatena.ne.jp/shizenoukoku/20041223
以来、一緒にやらせてもらうのは5回目くらいになります。

演奏にも慣れてきて、楽曲の中に入っていけるように
なってきました。
未熟な技術ですが、決めるところは決めれるように
なってきたように思います。

お客さんはあまり多くなかったのですが、
Yaeさんの歌声に新鮮な驚きを覚えた方も
多かったようで、即席サイン会もなかなか盛況でしたよ。
帰り道では、毎月一回くらい鴨川のどこかでライブをしたいね、
という話で盛り上がりました。

自然王国にいながら、こんなに密に音楽に関われて
とても幸せです。
日々の暮らしもさることながら、ギターの練習も
続けてゆきます。

楽しいことが一杯だ。

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身体で考える

秋に向けての畑作りの真っ最中です。
耕運機で耕し、管理機で溝を掘ります。
管理機だけでは深い溝が掘れないので、
その後スコップで土をすくいとって
深溝を掘り、高い畝を作ります。

残暑厳しき日中、ひさびさのハードワークでした。
二溝掘ったら、暑いので
ペットボトルに入れて凍らした水を飲みに行きます。
少し休んでまた再開。

午後からは、マルチ張りを行ないました。
王国畑の土は固く、手を使ってマルチをはるより
他にありません。
一本一本丁寧に張りました。

作業中に三尾さんと話していたことは、
「今後自然王国をどんな風にしたいか?」
ということです。

別に私達に替える権限があるわけではありませんが、
自分達の目指す方向を考えておこう、
というわけです。
ゴチャゴチャ机の前で考えるより、
汗を流しながら、途切れ途切れでも
対話を行なうほうが地に足がついた考えが
出てきそうです。

いつかやりたいことの一つでも、
この場所でやれれば最高です。
9月に入り、稲の収穫を迎えた今、
私の思考も徐々に固まって来ているようです。

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石窯番外編

昨日記したように、
今朝は朝から窯焚きを行ないました。
今作っている石窯は煙突がない型なので、
焚くのにも工夫が要ります。

まず、入口のほうで火を焚きます。
薪に火が燃え移ると、その火が空気の対流を
起こし、風を自然に取り入れ、窯の上方から
窯の中の空気が出て行く、という流れになります。

教わったとおりやってみると、
時間がたつにつれて大きな火が窯の中で燃え上がりました。
先回よりも大きな火です。
そのものにはそのものなりの使い方があるのだな、と
改めて感じました。

調子よく火は燃え上がっていたのですが、
ここで一つの失敗を犯しました。

木のことをほとんど知らない私は、
「木なら何でも燃えるだろう」と思い
勢いよく燃えている窯の中にある種類の
木を入れました。
そしたら、火は今までの勢いを失い、
消えそうになってしまいました。

何という木なのかはまだ調べていませんが、
この木が燃えにくい、ということは私の中に
しっかり刻み込まれました。

この地で暮らしていくためには、
この地で暮らしていくだけの知恵が必要ですね。

これまでの人生をぶつ切りにして、切り捨てるのではなく、
先へとつなげていく生き方をしよう。

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