4月4日のイベントの日に植えた春菊が、
こんなに大きくなりました。
春菊は大事に育てれば長く収穫できるので
今日は間引きをしました。
農に関わる喜びで最も大きいことは、
時とともに野菜が変化していくのを
間近で見れることでしょう。
サニーレタスもどんどん大きくなって、
はつか大根には今やスが入りかけています。
じゃがいもは葉を茂らせ、地中には小さな芋ができ始めています。
農に関わる喜びは、
理論ではなく現場なのです。
篤農達が見目麗しい野菜を作ってきたことは確かでしょう。
「もっと見栄えよく」と消費者は求めていると
中間業者たちは生産者を煽り立てました。
しかし、必死に作っても、
中国産の野菜にはかなわないのです。
そのうち、お金持ちにしか国産の安全な野菜は
食べられなくなってしまうでしょう。
「農業ではやっぱり食えないよ」
と大規模展開できない中産間地域は
廃れていくでしょう。
だからこそ、素人は、素人なりにがんばって、
おいしい野菜を育てるのです。
素人にしかできない冒険があるはずです。
今、鴨川自然王国で暮らしていて、
日々季節が移り変わり、王国自体の雰囲気も
変わってきつつあるのを肌で感じています。
この感覚を、王国に遊びに来てくださるみなさんと、
このブログを読んでくださっている皆さんと
共有したい。