棚田を見ながらカレー

cafe草so http://cafe-so.cocolog-nifty.com/blog/にて昼食をとる。

こちらは、店主の畑中さんご夫妻の自宅兼店舗で、今年の10月に開店した。
開店前から、「絶対食べに行きます!」と言っておきながらなかなか時間がとれず、今日ようやく行くことができた。
12時前に行ったからか、第一号のお客さんだった。
こちらのカレーは、お肉を使わないカレーで、季節の野菜が入っている。
今日元気に主張していたのはサツマイモとしいたけ。
サツマイモはホクホク、しいたけはぷりぷりで、食べていてとても満足だった。
カレーの味もそんなに辛くなく、いい感じで素材と調和していた。
幅広い年代の人にも食べやすい感じ。

窓から見える棚田は本当にきれいで、写真に撮っておけばよかったが、後の祭り。
その前に、カレーの写真も撮ればよかったが、これも後の祭り。
畑中さんは、ずっとお店をやりたかったみたいで、とてもうれしそうだった。
やりたいことをやっている人を見ると、こちらまでやる気になるのがこちらもうれしい。

時間がとれずになかなかいけないのだけど、素敵な雰囲気と素敵な料理を味わえる店に行ける時間を増やしたい。

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狩猟免許試験

来月の4日に、狩猟免許試験を受けるつもりでいる。
特に思い立った、というわけでもなく、
一昨年来いつかは受験しようと思っていたら、
地元の人から、「受けてみないか?」というお誘いを受けたため、
今ならやれるかな、と思い申し込んだ次第。
今週末の土曜日に、事前講習が予定されている。
送られてきたテキストを見れば、範囲は広いが、大別すると1法令問題 2猟具問題 3鳥獣問題 4鳥獣の保護管理に関する問題の4範囲。
まだくわしくテキストは読んでないけど、何とかなりそうな気がしている。
問題は技能試験(実技試験)。わなを仕掛けるテストがあるようなので、それに意識を集中しようか。
事前講習ではみっちりやらせてくれるようなので、恥ずかしがらずやってこよう。

実は今業務の関連でも、鳥獣の加工処理施設の建設に手を挙げてくれる人・組織はいないかと
歩き回っている。だけど、手を挙げてくれる人は少ないし、こういうものに常にある縄張り争い、
様子見、猜疑心、無責任などの様々な要因も絡みあってこう着状態。
既存組織に頼っていてはだめだ、とも思うのだが毎度おなじみの時間不足、根回し不足のため、
結局既存組織にお願いするしかなくなる。

私としても、そろそろ自分の足で立ってゆく暮らしをしたいという思いが強いので、
これをきっかけにさらに地元シフトを強めようと思うのだ。私の住んでいる集落自体は、
ずいぶん前に電柵をはっているので直接にはイノシシ被害は少ないのだが、それでもハクビシンらしき獣により
畑を荒らされることはある。今年など、トウモロコシが大打撃を受けた。

誰かに守ってもらうのもいいんだけど、何とか自分でやれることをやってみようと思うのだ。
仕事は、自分で作らなければならない。
誰かを頼りにしていては、誰もいないとき、生きてゆけないではないか。
他に求めるより、自分で解を探す。
そういう生き方をしていくのだ。

と、改めて宣言する。

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動けば、変わる

5時起きで東京へ向かう。
今日はボスが農林水産委員会で質問を行うのだ。
活動報告へ載せる写真を撮るために、上京した。
http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php
発言内容は、上記を参照してください。
鳥獣被害に対する質問も行ったが、それに対して、
私たちが望んでいた回答がなされ、思わず喜んだ。
久々に上京し、国会活動に触れると、ずっと地元にいるのとは違う感覚になる。
仕事を作って、活動するようにしよう。

午後、少し空き時間ができたので、銀座のふるさと回帰支援センターに行ってきた。
高橋公事務局長に久しぶりにお会いした。
今度事務所でやるイベントのお誘いもあったのだが、
最近鴨川で活動しながら感じている行き詰った状況について相談した。
すると、ふるさと回帰支援センターで現在行っている活動についていろいろと説明してもらった。
その内容が、今鴨川に必要なことに思え、自分の取り組みに活用できると感じた。
「いつでも訪ねてこい」
と言われ、
「はい、時間を見つけて伺います。」と答えた。
思わぬ展開を見せそうな予感。

東京で代理出席をこなしたのち、一路鴨川へ。
今日は元自然王国会員のSさんと会食の約束をしていた。
ずっと前から、一度ご飯を食べる約束をしていたが、なかなか時間がとれない。
今回は、たまたま私がFacebookに登録した時、SさんをFacebookに勧誘したことがきっかけで、
急きょ会えることになった。
ほんの思い付きで勧誘したことが、今日の再会となった。
会話の内容は、お互いの転身について。
もちろん、Sさんは私の大先輩なので、もっぱらお話を拝聴させていただく。
その話は、今の私にぴったりの話。
「営業は、どれだけ失敗するかだ。そこから何を学んで、工夫するかだ」
という力強い言葉。
私にとって、必要な時間だった。
明日への活力となる時間だった。

自ら動くことで、変わる。
状況は、すべて変わる。
そして、その出発点は、すべて己にあるのだ。
積極的に動くべし、だな。

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南総里見まつり

南総里見まつりに、代理出席してきた。
代理とは言え、来賓席に座り、おまけにあいさつまであるので面映ゆい。
メッセージ代読、という形でやらせてもらった。
紙を読むだけだけど、300人以上は観衆がいたので、なかなか緊張した。

オープングは、よさこいソーランのグループが飾った。
踊り始めて1分ほどで、音楽が止まってしまい、
どうなるかと思って眺めていたが、それぞれが拍を取り、
歌を歌って踊り続けた。何だかレッスンを見ているようだったが、
音がなくても迫力のある踊りで、とてもよかった。
ハプニングは、起きないほうがいいのだけど、ハプニングにどう対処するかは本当に大事だと思う。
その点、混乱なく踊り続けたグループには拍手だ。

このお祭りは、市長はじめ、自衛隊の幹部や市議会議長、県議などが甲冑を着て、
それぞれの武将にふんする。市長は、八犬士を探す旅に出るゝ大(ちゅだい)法師にふんしていた。
お化粧も本格的で、お会いした時一瞬誰だか分らなかったくらい。
県議も、「せりふがあって大変だよ〜」と言っていたが、なんだか皆さんそれなりに楽しそう。
ちなみに、来賓の方々も陣羽織をはおるようになっている。

出陣式では、安房太鼓のメンバー(女性だけ?)の太鼓に合わせて居合の披露。
太鼓も居合も、息を抜けない素晴らしいものだった。

こうやって、地域の行事に参加するようになると、地域が元気になるもとはそこらじゅうにあるような気になる。
爆発的に儲からなくても、何とかやっていけるレベルにはなるような気がするのだ。
具体的にやり始めると、根回しだ、交渉だ、嫉妬だ、なんていろいろあるのだけど、
小異を捨てて大同につく、もしくは小異を残して大同となることが必要だな。

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ばあちゃんのつけもの

「おはよう」と、母屋から義祖母がやってきた。
手に持っているのは、大根葉の漬物。
ぬか漬けにしたものだ。

私は、これが大好きだ。
今年の初めに、早稲田の米プロジェクトの結城登美雄ゼミの時にも、
「自慢の一品」として、この漬物を持参したほどだ。
(実際にはお店ですでに売りだされているものを見せ合う場だったのだが)

この漬物は、本当にシンプルで、塩をして、ぬかにつけるだけだ。
でも、不思議なほどに、酸味と塩分と、大根葉のしゃきしゃき感が調和している。
口に含み咀嚼し始めると、口中に酸味がほのかに広がってくる。
塩味もあるので、醤油などを加えなくてもいい。

「漬物大好き!」というほど好きではないのだが、
義祖母のこの大根葉のぬか漬けと、キュウリの古漬け(かくや)は最高である。
少しご飯に載せて食べる、ただそのことだけで幸福感を得られてしまう。

シンプルなものほどおいしいというが、シンプルなものほど奥が深いのだ。
私の仕事も、シンプルで味わい深いものになればよいのだが。

まぁ、つべこべ考えても仕方がない。
明日の朝も、ばあちゃんの漬物で出発しよう。

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生きるチカラ

生きるチカラ (集英社新書)

生きるチカラ (集英社新書)

著者の本が好きで、何冊か読んでいる。
日経ビジネスの書評で見つけて購入。
まだ冒頭部しか読んでいないんだけど、
「人生、何とかなるさ」
と思える本だ。

人生に起こる偶然を、自分のものにできるかどうか。
今自分が描いていることとは直接関係ないように見えても、
結果的にそれは自分のチャンスなのかもしれない。

考えてみれば、今の自分の状態をはたして当時の自分は予想できただろうか。
まったく、予想できない。
だからといって、将来を全く考えないのではなく、
ちゃんと考えた上でのことだけど。

明日は久しぶりの休み。
家の草刈り。
冬に向けた草刈りが始まる。

快楽は悪か (朝日文庫)

快楽は悪か (朝日文庫)

ちなみに、これは私がまだ兵庫に住んでいた10数年前に、
朝日新聞に連載されていた物をまとめたもの。
この本が、植島先生との出会いだった。

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千葉国体閉会式

閉会式に、代理で出席してきた。
秋篠宮同妃両殿下のご来臨も賜り、盛大に行われた。

順番としては、一番最後の入場だったのだけど、千葉県の入場シーン。

開催県だけあって、ほとんどの選手が出席していた。
後の地域は、役員と一部の選手だけといった感じ。


これは、わかりにくいけど、プラカードの左から3番目が兵庫県の選手団なのだ。
普段は、「地元は鴨川です!」といっていて、
これは嘘ではないのだけれど、何の気なしに入場を見ていて、
兵庫県が出てきた瞬間、なんかやけに郷愁を感じてしまった。
出身県である兵庫県を離れて10年近くたつのに、
昔の思い出がふーっとよみがえってきた。
関西にいる家族や、仲間たちのことまで思い出してしまい、
一人感慨にふけっていた。

きっともう、あの場所に帰ることはない。
私はここで生きることを選択したのだから。
ここではいつくばって、生きていくしかないのだ。

FRIENDS

FRIENDS

この中に、「東京」という、
田舎から都会に出てきた若者を題材にした歌がある。
都会にあこがれて、都会の暮らしにだんだん慣れて、
ここで生きていこう、と決心する歌だ。
鴨川は都会じゃないし、私の住んでたところも田舎ではないのだけど、
この歌を聞くと、今の自分の心境に似ている部分があって、
帰りの車の中で聞きながらしみじみしてしまった。

生まれ育った場所を離れて、初めてわかることがある。
誰もがそうすべきだとは思わないけど、
私は離れることで見えてきたもの、責任というものを感じるようになった。

これで、いいのだ。

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