夕方に京都を出、今は東京でバスを待っている。
あっという間に時が経ってしまい、明日からの仕事に戸惑うかも。
と言っても、今回の帰省ではやはりいろいろの収穫を得た。
この9ヶ月で随分愛想よくなったように思った。
こんな接しかたができるなんて(笑)
幸いなことに、私には人生の曲面で様々な助言をしてくれる人がいる。
それは自分では気づかない部分でもある。
何より大きなことは、自分もまだまだ捨てたものではないということ。
何があっても、乗り越えて行けるような気になった帰省だった。
全てのものから学び、成長のきっかけとしよう。
身体のメンテナンス
私の妹は、高槻市で復楽庵という施術所
”柔道整復士”をしている。昨夜は妹の家に泊まった。
妹が言うには、自分の身体の具合を知ることが必要だと。
二週間から一ヶ月に一度は信頼できる病院でみてもらえば、
常に把握できる。
幸い鴨川にも信頼できる先生がいるのでクリアできる。
もう一つ、妹はよく銭湯に行くそうだ。
私も今回2日連続で銭湯に入った。
大きいところなので一回700円弱かかるのだが、
設備が揃っている。
今日は一通り身体を洗ってから、40度のお湯ににふん浸かり、
17.5度の水風呂に20秒浸かることを4回くりかえした。
上がってみると、しばらく経っても身体がポカポカだ。
心なしか、肩こりも少し軽くなった気がする。
ここ最近は本当に余裕のない生活をしていたのだが、
ここにきてようやく自分を見つめるきっかけができたようだ。
明日にはまた鴨川に帰る。
また新しい気持で出発できそうだ。
二泊三日の帰省
今日から大阪に帰省。
転職して以来二回目だが、一度目は父の手術の為であり、
昔の仲間にあうことができなかった。
今回は少しだけだが会う時間がとれた。
また新しい出発になることを期待。
創業社長から
一日百枚名刺を配れ。
徹底せよ。
何かをしようと思ったら、まわりからめちゃくちゃにたたかれる。
あまりひどいときはよけろ。
お前がそこにいるのは全て縁だから、神仏に感謝せよ。
ダメだと思ったら、いつでも遊びに来い。
出会って一年経たない社長から、こう言ってもらった。
まだまだ捨てたものではない。本当にありがたい。
振り出しに戻る
廃校利用は、いい意味で振り出しに戻った。
つまりは、地域を盛り上げるためにおもしろいことをやろうということ。
シンプルな結論にいたるまで時間がかかったが、
これでいいのだ。
ここからまた出発なのだ。
願えば、かなう
ということはよく言われることだが。
ただ願うからかなうのではなくて、
強く願えば、自然に行動がそちらに行くから成就しやすいのだと思う。
先日の「よみがえる廃校サミット」でも、その思いを強くした。
何とかしたい、という人々の思いが行動に結実して、形になってゆくのだ。
形としてはしょぼいと思われるようなものもあるけど、
人々の純粋な思いの集合体として表れているものも多々あった。
隣の芝生は青いけど、その青さも何とかしようとしているからこその青さなのだろう。
「将来、何やりたいの?」とよく聞かれる。
政治家になったらいいと思ってくれる人が多い。
自分には、政治家という職業は難しいと思っている。
それよりかは、体を動かしながら思考してゆく生き方をしたい。
実践しながら、考えてゆくやり方だ。
そして、仕事を複業化して、多様に展開させる。
そのために、今自分の足で歩いてゆこうとしているのだ。
以前のブログを読むどんな仕事にも
必ずやりがいはある。
代わりのある仕事にも、その瞬間の代わりはおらず、
あなただけだ。
仕事にいかに工夫を加えられるか、それが大切。
私だからやれる仕事の積み重ね。
それを少しだけでもアピール。
名こそ惜しけれ。
この仕事で名を残す。
名誉欲というより、ある種存在意義の確認。
さもないと、腐ってしまいそうな自分がいて、
そんな自分ではいたくないということ。
日々の中で
秋田から帰ってきた。
ゆっくりと考えをまとめたいと思いつつ、それはかなわぬ思いなので、簡潔に。
出発は、常に地域をなんとかしたいという思いなのだ。
東北の人々
5時半に鴨川を出て羽田に向かった。
羽田では、「秋田空港が霧のため着陸できない場合、青森空港に着陸するか、羽田空港に引き返します」
とアナウンスがあった。困ったと思い尋ねてみると、
青森から秋田空港までの地上路は確保してくれる、羽田に引き返した場合は別のチケットを渡すとのこと。
別のチケットをもらってもそんなに飛行機には乗らないので青森空港のほうがいいな、などと思いながら飛行機に乗る。飛行機は、さあ飛び立ったなと思うと15分を過ぎたあたりで着陸準備に入る。
コーヒーを一杯飲んだか飲まないかのうちに秋田空港へ。
心配していた霧はきれいに晴れ、無事秋田空港に着陸。
予約してもらっていたレンタカーに乗り、すぐさまホテルに向かうと、午前10時にはチェックインできない。
しかたがないので、羽後本荘駅で観光案内を受け、ぶらぶらと車を走らせていると、道の駅にしめhttp://www.chokai.ne.jp/menisime/があったのでお土産を買いに寄ることにした。
お土産を購入したのちは、そのまま道の駅のレストランにて昼食。
ここは御飯がお代わり自由で、しかも炊き立てで温かった。
私は食べなかったが、黒米などが入った雑穀米のご飯も食べられる。
親子丼の鶏肉は、比内地鶏を使っているかどうかわからないけど、普通のブロイラーとは少し違う
鶏肉特有のにおいがして、美味であった。
さて、ようやくよみがえる廃校サミットの会場へ。
http://home.b03.itscom.net/medisaz1/ayunokaze/ayunokaze-summit-top.html
関東圏まで含め、最大時で120人くらいの人が集まっていたようだ。
話している言葉は、当然秋田弁。
初めて生で聞いたけど、やはりほとんどわからなかった。
地域民芸保存の会の方が、盆踊り、神楽のような屋敷番楽、股旅踊りを披露してくれた。
屋敷番楽はとてもアグレッシブな踊りで、踊るのにかなり体力が要りそうであった。
股旅踊りは、ある種の感動があった。
拍手をするタイミングが決まっているらしく、観客の拍手のタイミングは抜群であった。
桂米朝師匠の落語の中で、「しぐさで気持ちを表すことができる」という話があるのだけど、
小学生くらいの子供2人が踊っている中で、おかみさん役の子供が首を振るだけで本当に泣いているように見え、
その所作も見事だったが、踊りという”型”は、定型的である中に本質的なものが含まれているように感じ、驚いてしまった。
懇親会の会場に移動するまでの道のりで、鳥海山というとても雄大な山が見えた。
房州には、ない。当たり前だが。
懇親会の会場には、さすがサミット。東北地方を中心に廃校の利活用に取り組んでいる人々とたくさん出会えた。
よそものと言われながらも地域活性化のために懸命にやっている人、
地域から出発しようとして活動を続けている人、学校の掃除を3年間続けて初めて学校利用が認められた人、
いろんな人がいた。
大山でやろうとしていることの、大きなヒントになりそうだ。
明日の分科会が楽しみ。










