大山小→廃校→行方は?

大山地区にある小学校が、来年3月で廃校になります。
歴史のある小学校で、毎年夏の大山祭典、秋の運動会などで地域の人が集まっていました。その小学校が、反対運動の甲斐もなく近くの小学校2項と合わせて統合され、来年4月からは統合小中学校!として再スタートします。統合小中学校自体も大きな問題を抱えていますが、より考えなければならない問題は、地域のコミュニティが失われてしまうということです。
私個人としては5年前に移住して、夏の祭典本部で役員をやらせてもらっただけの関係で、子供もまだ小学校に行っていないこともあり、地元の動きを傍観していたところがありました。しかし、11月になっても統合小中学校に向かっての動きがありません。
ここにいたって、このまま傍観を続けると大切なものを失ってしまいそうです。
地元の人の集まりに参加したり、地元で思いのある人と話し合うなどして動き始めようと決意しました。
参考文献は、増刊現代農業「よみがえる廃校」http://www.ruralnet.or.jp/zoukan/200611haikou_m.htmです。移住者でも、この地に生きる者です。やり方によっては、何とかなるかもしれません。

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もみがら運び!

秋の農繁期も一息つくと、もみがら運びの季節です。粘土質の強い王国農園では、畝間にもみがらを厚くしき、風雨にさらしてから、一作終われば土にすき込んでしまうという作業を、もう3年ほど続けています。畑は、少しずつ変わってきている気がします。もみがらが時間をかけて効いてきているのだと思います。この地域では、もみがら入れ専用のもみがら袋というビニール袋が売られています。量でいうと50ℓくらいは入りそうです。どかーんとダンプに積んでだーっと畑に入れてしまえば楽なのにと思いますが、王国の場合は畝間にしいたり、覆土の代わりに使うなどピンポイントで使うことが多いので結局は袋詰めして積んでおくほうが便利です。1シーズンでおよそ300袋くらいを運びます。いつもこの作業が始まると、秋の深まりを感じ、心は年末に向かうのでした。冬に向けての作業は、このもみがら運びや落ち葉運び、温床づくりや堆肥撒きなど、夏に比べてもより身体を動かす作業が多いです。新米の時期、ついつい食べ過ぎてしまいますが、腹八分目を意識して、よくかんで食べなければなりません。なんのこっちゃという話ですが、来年はまたまたやることが増えるし、ますます積極的に生きていこうと思い直した一日でした。

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しばし休息

せっかく100日以上続けてきた投稿を、昨日休んでしまいました。
朝早く起きてやろう、と思っていたらブログの設定時間を早めていたため既に掛けませんでした。残念。また続ける予定です。うまずたゆまず。
土、日と高校生に相当する年代に同じ場所にいた旧友夫婦が遊びにきてくれました。ぶっちゃけていえば、ヤマギシ時代の友人ですが。
彼女とは不思議な縁で、ヤマギシを離れてしばらく経ったあとに初めてまともに話したのです。それからは、年に1回程度は何らかの連絡をとったり、
お互い結婚してからは家族連れで遊びにきたり、といった緩やかな関係です。
二年前、私の長女が生まれる直前に遊びに来てくれて以来の再訪でした。あのとき2歳だったご長男は4歳になり、元気一杯。男の子ってこんなに元気なの?と圧倒されてしまいました。
6時半くらいから12時まで、ずっとしゃべりっっぱなしです。妻がはりきっていろんな料理をだし、会話はとどまることを知りませんでした。
長女も、最初は怖がったもののすぐご長男と仲良くなり一つの椅子に二人ですわって遊んでいました。
酒を飲んだら寝てしまうのが常の私が、一度も寝ずに話していたのは、やはり普段できない話をしていたことと、その夫妻との会話が興味あふれるものだったからです。
おかげさまで、めずらしく二日酔い状態で、昨日はぽ〜っとしておりました。
だからブログも書けなかったんですけどね。
本当に楽しい時間で、心にほのかに余韻の残る、いい時間でした。
最近は、王国も少し余裕のある作業日程なので、ひさびさにゆっくりしています。「時間は作るものだ!」と叫ばなくても、ある程度の時間的余裕のあるくらしができれば、自分を振り返ることもできるのですね。
冬からは、いろんなところに遊びにいこう。
旧友や、王国会員の方たち、大隈塾卒業生など、会いたい人たちはたくさんいますから!
暖かく迎え入れてくださいね(笑)。

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この場所に出会った!

古代米の脱穀を予定していましたが、まだしばらく晴れが続きそうなので延期しました。古代米はほんの少ししかないので脱穀後乾燥機にかけられないのです。だから、なるべくはざかけして干しておく、というわけ。
予定していた作業が無くなっても、常に仕事があるのが農業。
晴れもしばらく続いているので、タマネギ用のマルチはりを行いました。
タマネギは、前作までは穴あきのポリマルチを使用していましたが、ポリマルチの片付けが大変なため光分解マルチを使用し、あとから塩ビパイプで穴をあける、という方式に変えました。これなら、収穫が終わったあとマルチごとすき込めるので楽になります。
王国の畑は何度も書いている通り粘土質なので、マルチャーというマルチを張る機械を使っているのに、マルチャーが走ったあと、土をかける補助員が必要です。今日は竹本さんも、文絵ちゃんもいたので、私が鶏糞や石灰を準備したりするまわり仕事に回りました。晴れが続いていても、なかなか乾かないのが王国畑。二人がかりで土をかけるのも、楽な作業ではありません。先日行った星野さんの農園などは、マルチャーで走るだけできれいにマルチが張れるんだろうな・・・
でも、いいんです。
私たちは、この場所に出会った。
この畑では、形はよくなくても、味の詰まったおいしい野菜が育つ。
作業効率は悪いけど、毎年工夫を重ねて、少しずつ進歩してきている。
籾殻を継続的に入れることで、土も柔らかくなってきた。
そして、この畑では、たくさんの人が働いている。
そんな場所があることが、とてもありがたいことです。
明日は、私の大切な友人夫婦が遊びにきます。王国野菜で、おもてなし!

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野菜宅配の日

第五週目の宅配は1〜4週に比べて少ないのですが、

・さつまいも
・にんじん
・かぶ
・たまねぎ
・水菜
・里芋
・大根葉
山東菜

この8種類を入れました。
さつまいもは、ベニアズマという人気の高い品種なのですが、なんといっても腐りやすいので来年からは品種を変えるかもしれません。ベニコマチや、コウケイ?という品種が良いようです。
にんじんは、7月の帰農塾で蒔いたものです。それから間引きを2回、草取りを2回、溝の草刈りを2回して今日の収穫となりました。20センチくらいの大きさになり、おいしそうです。ただ、中には腐っているニンジンもあり、多湿になりがちな粘土質ではやむを得ないか?と思っています。おそらく、根腐病です。
水菜も、採れ始めました。播種機を導入してから、葉物栽培は格段にやりやすくなりました。この時期どうしても虫がついてしまいますが、播種間隔が決まっているため間引きも2回ですみます。種まきは、農業の中でもかなり大きなポイントをしめそうです。
大根葉は、いわゆる間引き菜ですが、これをぬか漬けやふりかけにすると本当においしいです。私は、王国用には浅漬けを作り、自家用には義祖母に頼んでぬか漬けにしてもらいます。食べるのが楽しみ!
山東菜は、白菜よりずっと簡単に育って味も白菜に近いので、鍋物にはぴったりの野菜です。先日参観させてもらった星野さんの農園では虫を集めるトラップとして植えていました。すると大根には虫がつかないそうです。
里芋、今の時期は旬でおいしい時期です。霜が降りると腐ってしまうこともあります。野菜は、保存が意外に難しい。まだまだ研究しなければなりません。

イベントで農作業が遅れたりすることがあり、イベントと農園管理のバランスをうまくとる必要があります。ボランティアや、新しいスタッフを入れたりして農園、会員、帰農塾の3本柱をしっかり立てていきたいです。
みんなで知恵を出し合って進めていきたいです。

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道普請、終了

午前中は、葉物の種まきをしました。
事務所前の畑に種をまき、不織布を掛けてやると、畑の5分の1ほどが白くなります。
今年は播種機を導入したので春のようなコミコミの野菜からはもうおさらばです。カブの間引きも、1〜2回で終わってしまいます。おいしい野菜がたくさんできるのが楽しみです。
なんといっても、粘土質の畑でできた野菜は甘くて、おいしさも深い。

午後からは、第一農場への道に砂利を敷きました。その量2tトラック2杯分。トラックがそのままでは入れないので軽トラに積み替えて畑に入ります。
毎日毎日車で中に入るので、道はどんどん轍が深くなるのです。
アスファルトの道も減るそうですが、土建業者が直すので自分でやることはありません。
ところが、土の道、それも畑の道を放っておくとますますひどくなります。
それでも忙しさにかまけてなかなか道普請の日程をとることができませんでした。
私の車も車検に普段の二倍以上かかり、ミツヲさんの車も故障し、ということでとうとう重い腰を上げたというわけです。(畑も一段落してきたこともあります)

せっせとくぼみに砂利を入れました。途中で2tトラックが畑から出れないか?という緊急の場面もありましたが無事脱出。少し砂利を余らせて第2農場の入り口も埋めました。
こちらは、まだくぼみが少ないので少量で元通りになります。
ふと思ったのは、「浅い傷は治りが早い」ということです。
早め早めに手を打つことが、結局は時間も手間もかからない、ということなのかもしれません。
得てしてどうにもならなくなってから行動することが多いのですが・・・

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農園作業と農園参観と

一週間ぶりの農園作業です。
朝、少し早めにいってこの一週間の畑の様子を見て回りました。
モロヘイヤやオクラが片付けられたり、道のぬかるんだところが掘られていて砂利を入れるだけになっていたり、たんたんと冬に向けての準備が進んでいました。
今日は大根の除草と追肥です。
畝に溝を掘り、そこにぼかし肥を入れます。これで、収穫まで何も触りません。

昼食後は、7月の帰農塾で講師をしてくれた星野さんの農園参観にいきました。三芳村からシャテンィファームの川田さんも参加して、総勢7人で伺いました。
就農して25年、借りて13年の畑を見せてもらいました。
土質は、王国のある地域とは全く違い、砂質土壌です。黒々としている土でした。参観する私たちもそれぞれ農業をしているので、飛び出す質問は専門的なものばかりで、意見交換の速度も速かったです。
鴨川で有機農業をやっていくということはこういうことなのかと、思い知らされました。

今頃は、みんな星野さんのお宅で懇親会をやっている時間です。
私は、一週間休んでいたおかげで仕事がたまっております・・・
参観できただけでもよかったです。

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還暦祝

朝から雨模様でした。
が、神戸市立王子動物園まで直行。
どうしても長女にゾウを見せたかったという親の欲望からです。
その後父の同級生のお寿司屋さんで還暦祝。
元気に暮らしているようで、安心しました。
明日、鴨川に帰ります。
また一年、取り組もう。

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