秋冬野菜種まき

王国では2週間ほど前にスタートしていますが、
自宅菜園である知足農園は、やっとスタートです。
おかげで、白菜の適期を逃してしまいました。
苗を買おうかな。

それはそうと、朝からわずかのスペースをトラクターで!耕して、
畝を5本ほど立てました。
いつもは高畝で作るのですが、今日の畑は少し斜面になっているので
溝を掘るくらいの低畝でやってみました。

大根、ニンジン、蕪をひとつの畝に蒔き、紅菜苔と菜花をまき、
チャイブを蒔きました。
大根、ニンジン、蕪は去年見事に虫に食われたので、今年は何とかしたいです。
紅菜苔も、我が家では初めての野菜です。
チャイブは、去年まったく芽を出しませんでした。
おっと、ニンニクとエシャレットも植えました。
ニンニクは、去年王国からもらって栽培したものを今年種取したものです。
エシャレットは、去年ホームセンターで買ったものを、今年種取したものです。
両者とも大好きな野菜なので、今年も丁寧にやっていきたいです。

今日は、籾殻で種を覆った後、鶏糞と米ぬかを撒きました。
元肥を混ぜ込む時間を惜しんだので、苦し紛れの策です。
問題は、鶏糞と米ぬかが水を得て発酵しはじめ、それが双葉に影響しないかです。
少量なので大丈夫だとは思ってやってみたのですが。
それから、油粕液肥をたっぷりやりました。
明日から、発芽まで毎日液肥をやります。
その後の、寒冷紗をはずすタイミングが問題です。
今のところは、ニンジンは発芽したら、大根は少し大きくなったら外す、という感じでやるつもりです。

来週以降、ぼちぼちやります。
秋のがんばりで、冬と春の野菜が決まりますから!
中途半端でも、そのたびそのたびに挑戦を続けるのです。
性格はなかなか直りませんね。
性格にあった栽培方法があるはず、と開き直っております。

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旧暦7月30日 晴れ一時雨

今、I上邸の新築祝いに来ています。
I上さんはずっと王国の会員で、二年前に鴨川に土地を借りて、大山千枚田保存会の家作り体験塾の実習として家を建てられたのです。
出来た家は、里山帰農塾の棚田見学のコースにもなっており、参加者の中でも「こんな家に住みたい」と、人気スポットになっています。
I上さんの生き方は自己実現という意味では理想的な事例ではないかと思います。
定年を前に退職されて、第二の人生を踏み出す。鴨川の地に根づいて地域作りに参加する姿勢はすばらしいです。
今日のパーティーにはそんなI上さんの人柄を反映してか、30人近くの人が集まりました。
これだけの人が集まってもまだ余裕があるほど広いんですよ。
平屋建ての開放感をうまく利用した作りになっています。
外は、珍しく天気予報通りに豪雨です。
種まき大作戦「棚田チャレンジ」のメンバーが来ているのですが、久しぶりにお客様になっていい気分で飲んでいるともう八時二十分。
もう王国には上がれません。このまま家に帰ってバタンキュウかな?

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実弟来鴨

10歳下の弟が、鴨川に来ます。
彼は今年度から私立高校の先生を始めました。
私とは違い(苦笑)、2年の留学生活を経て、堅実に就職しました。
仕事を始めて、教育という仕事の大変さを身にしみて感じているようです。

10歳下ということもあってか、私は彼に結構きつく言ってきてしまいました。
その当時は、自分も20代であり、弟の気持ちをよくわかってやれなかったり、
自分に驕る気持ちがあったり、自分の中途半端さ、ふがいなさに悩んでいたその憤懣を弟に当たっていたのかもしれない、と思います。
というのも、「兄にきつく言われた」と弟自身が言っているからです(あらら)。
弟よ、申し訳ない。
兄は今でもそうだが、昔はもっと自分勝手で支配的権力的だったのだ。
少しずつ成長しているので、許しておくれ。

というわけで、学校で雑務があるものの休みをとってはるばる夜行バスで来鴨する弟を、
えらそうに指導(!)するのではなく、話を聞いてやりたいと思っています。
話さなくても、今日はお休みをいただいたので、知足農園(自宅の菜園)を一緒にやりたいと思います。

何はともあれ、弟よ、ようこそ鴨川へ!

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暑いさなかに

王国を休みにして、今日は我が家の農園管理です。
娘を保育園に送った後、草刈機で家周り、畑周りを刈ります。
次女は、草刈機のエンジン音がうるさく寝られなかったようで、少し不機嫌。
許せ娘よ。

先日以来、草は少し高めに刈っていますが、その効果をまだ実感できずにいます。
ちゃんと実験区を作ったほうがいいのかもなぁ。
その後は、小豆の草かきと中耕。
中耕してやることで畝に空気を入れてやるのですが、
ここのところ晴れが続いているためかちかちです。
大丈夫かいな。

それから、第2弾きゅうりの支柱たてと、
第3弾きゅうりの種まき。
このあたりから、次女を寝かせた妻と一緒にやりました。
たくさんなっているナスの収穫をしています。

暑いので多量に汗をかき、くらっとなりそうでした。
我が家で倒れては恥ずかしいので、水をいっぱいので水分補給。
この後は、娘のあせも治療のために、鴨川まで海水をくみに行ってきます!

それにしても、暑い。
クーラーは、ない。
でも、扇風機があれば何とかすごせます。

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鳴子の米は農をあきらめない

昨晩は、結城登美雄さんが来てくれて、ゆっくり話をすることができました。
「おれは念仏を唱えてるよ、「農が大事、米が大事と」」と言います。
話していると、結城さんの顔がどんどん迫ってきて、話の迫力も増します。
「君たちに会えてうれしい、うれしいよ」と何度も言ってくれました。
そんな!私たちこそうれしいですよ。
今回の視察先の鳴子の米プロジェクトは増刊現代農業の記事で何度も読んできました。
でも、現場の気迫は違いました。
にこやかな顔の下に、深い覚悟が感じとられました。
視察先の農家さんが、言っていた言葉が心に残っています。
「50年やってきたことが今やっと報われたということですかね」鳴子の米は牛の餌にしかならない、とまで言われてきたそうです。
「米を守るために、農地を守る」というのが鳴子の米プロジェクトの言葉です。
明日への活力を得ました。
鴨川に帰って何ができるだろうか?
何をしようか?
私のできるところから探してゆこう。

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鳴子到着

鬼首地区を視察し、旅館に到着しました。
鬼首地区では、どんな思いでこれを始めたかを聞きました。
55年米作りをしてきて初めて「おいしい」と言われたという話を聞いて、今回の鳴子の米プロジェクトと出会うべくして出会ったんだなと感じました。

まだまだ書きたいことはありますが、そろそろ宴会です。
呑まれて来ます(笑)。

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田植え

5月4日〜5日にやってきました。
総勢40名。
田原総一郎氏主宰の大隈塾に入るのは相当難しいのです。
その難関をクリアした学生たちでしたが、ノリはやはり学生。
わぁわぁとにぎやかなものでした。

高野さん差し入れの刺身の盛り合わせ!は、秒殺で消えてしまいました。
頼んだビールもほとんどすべて飲んでしまいました・・・
食べる量、速さが王国会員の何倍もあります。

ところで、人の行動とはおもしろいもので、夜の食事の準備など、
何も言っていないのにさっと動ける学生がいたり、
声を掛けても仲間内のおしゃべりに夢中な学生がいたりなど、
小さなことですがいろんなことを感じられます。

大隈塾の学生は6年ほど前から来ていますが、
今回少しずつOBOGの参加が見られ、
継続的に来てくれているようになったことのがとても嬉しいです。
今年の学生にも、何人か光る存在を見つけました。
草とりにも来てほしいです。

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